:::: 17 May 2004 ::::
今年のGiro d'Italia の前半戦は、これといった山岳が含まれていない事や、距離も短い事も有るためか、自分としてはあまり面白くなく、イタリアの踵まで行ったついでに「バロックの迷宮都市」Lecceに行ってきました。
「バロックの迷宮都市」という名称が広く使われているかどうか判りませんが、ある大学の建築学科の教授が著書の中でそういうふうにLecceを紹介していました。
平地に造られた街のため、車でCentro(街の中心)を目指しても何処に旧市街があるのか判らず何度も矢印の有る道を進み、やっとDuomoと書かれた矢印を見つけて旧市街に辿り着きました。
迷路のような石畳の道を進んでいくと過激なまでに装飾を施した石の建物が迎えてくれます。
石を丹念に削って造られた装飾の連続に、ため息と驚嘆の声を上げていました。
写真は、ある教会の入り口を飾る円柱で、まさに圧巻というべき造りです。
イタリアは、石の国だという事を再認識させてくれるのに十分すぎるほどの街でした。
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・・・・昨日の個人TTでGiro d'Italiaが大きく動き、後半の山岳ステージが楽しみです。(23 May 2004)