:::: 17 Sep. 2003 ::::
Vuelta a Espanaの第11ステージは、奇怪な形に風化した岩山群を対岸に見渡し「傾いた家」を持つ山岳都市と、ガイドブックに載っているCuenca がゴールでした。
石畳の旧市街を駆け上がり、城門を出てから第3カテゴリーの山岳ポイントのAlto del Castillo を通過し、ぐるっと回って新市街にゴールするというコースを描く事が出来たのが当日の昼過ぎ、Cuenca 郊外の奇怪な岩山群を見ながら車を走らせている途中、選手たちの通過時間を調べている時でした。
Catedral の白い柱に面したPlazz Mayor もほとんどが傾いた石畳です。
そこを通過する選手たちは、小石で構成された狭い石畳の両側の広い石畳をグループ毎に通過して行きます。
Lampre チームのスイス人Rubens Bertogliati は、彼が居た小グループと離れてこちら側の広い石畳を一人で駆け抜けて、その先で広場で無くなり狭くなったコースに急角度で入って行きました。
ふらふらっとこちら側に寄って来て、一息ついてから本来のコースに戻る、というふうにファインダー越しに見えました。