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27 July 1997 | 26 July 1997 | 25 July 1997 | 24 July 1997 | 23 July 1997 |
21 July 1997 | 20 July 1997 | 19 July 1997 | 17 July 1997 | 16 July 1997 |
15 July 1997 | 12 July 1997 | 9 July 1997 | 6 July 1997 |
- 27 July 1997 - Tour de France -
- 第20ステージ、やっとOlanoが得意の個人タイムトライアルで勝ちました。そしてEscartinに取って代わっての総合4位となりました。Indurainの後継者と目されるOlano、顔立ちも雰囲気もIndurainそっくりなバスク人は山岳での力をつければ、来年はもっと上位に上がってくることでしょう。
Tourのピレネーステージでは、バスクの国旗?を持って応援に来る同胞たちの熱狂に応えることが出来るでしょう。
1996年のGiro d'Italia、Passo Pordoiでスペイン人らしき人に声を掛けられ、「イスパーニヤ?」とうかつにも言ってしまって、彼らの側に例の旗かなんかの印を見つけたときは既に遅く「いやわしらは、スペイン人と違う。バスク人だ。そもそもバスク人というのは・・・・・」と始められて逃げるわけにも行かず、最後までお話を聞き、笑顔で分かれました。
その時彼らがスペイン語、英語どちらを使って講釈してくれたかは忘れました。どっちにしろ内容はほとんど全く判りませんでした。そのOlanoから僅か、45秒遅れでステージ2位のUllrich、何ともはや強いですねぇ。62.75kmを走って45秒差ですから、平地のタイムトライアルでもOlanoと同等の力を持っているんですねぇ。
Ullrich時代到来!なのでしょうか。来年以降の彼の走りによっては、来年も同様の走りが出来れば、Indurainよりもそして他の名選手達より、もっと数多くのmaillot jauneを得ることでしょう。
今年がフロックでなければ、重大な故障や事故がなければそうなるでしょう。
- 26 July 1997 - Tour de France -
- 台風が土佐湾を通って、直撃しそうな様子です。わたしゃ、お勤めで今夜は眠る事に自ら封印しそうです。
昨夜Stephensの第17ステージのビデオを見ていたら、選手達が走ってるアスファルト道路の側の草原を併走する馬上の数人。
んん・・・ヨーロッパですねえ。
1992年のGiro d'Italia個人タイムトライアル。ミラノ近郊のそこで馬に乗った男が、やはり道路脇の草原をゆっくり過ぎ去って行ったのを思い出しました。いいですねえ。日本でそんなシーンはまず見られないでしょう。
ツールド北海道なら見れるかな?
今年は9月にスペインに行きます。ワクワクしています。第19ステージでまたまた、危険行為で降格になった幻のウィナーが出ました。
各サイトのトップ写真を飾る、かなり危なそうで露骨なクロスプレー。もう少しでこけたかもしれません。
Voskamp、Heppner共に1、2位から10、11位まで落とされました。
Zabel、Outschakov、につづく今年3度目?の降格処分。
Tour前半の落車禍と相次ぐ降格処分、平地のレースは高速化している事もあってか、「品が無い」「危険」な様相を呈して来たように思います。
- 25 July 1997 - Tour de France -
- 第17ステージはまあこんなもんかというところでしょう、てな事言ってるとオーストラリアの人々にしかられそうです。特に このサイト の方に。
Stephensが取っちゃたんですね、頭を。彼の名前はGiroにスペインチームがまじめに出ていた頃に、現場のレベルオーバーのスピーカーからのアナウンスで何度か聞いた記憶があります。彼のキャリアは11年、ONCEにも居たように思います。 Phil Anderson以来Tourにおける通算3人目のステージ勝利者と そのサイト にありました。
Phil Anderson懐かしい名前。私はオーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニアなど、太平洋上の南半球にあたかも孤立しているような国々が、昔から好きでした。非常に興味がありました。それはラテン(ヨーロッパの)に心ひかれる以前からです。
オーストラリアからTourにやって来た選手は5人。多いですねえ。
心からStephensに祝辞を贈ります。彼はVirenqueのアシスト、毎日毎日エースに貢献し消耗していたことでしょう。おめでとう!!------------------------------
第18ステージもFESTINAチームの選手が、ステージ優勝しました。Rousというその名を私は初めて目にしました。
ステージ2位はHerveと、これもFESTINAチーム。Virenqueの総合成績上昇が望めない今、アシスト達のステージ優勝で、チームの名声を高めようとしているかのようにも思えます。
このチームは、ほんとにいい選手をそろえていますねえ。かつてのBANESTOの様です。来年は、Zulleも加わるようです。Virenqueは来年もこのチームで走るのでしょうか?
- 24 July 1997 - Tour de France -
- 第16ステージのビデオを見ました。
Ullrichはやはり凄い、第2山岳ポイントのCol de la Croix (1778m)でPantani、Virenqueがアタック、まんまとUllrichを出し抜くが、下りで追いつかれてしまいました。しかも彼は単独で追いついたのです。
これは・・・・・・。初めてドイツ人が黄色ジャージでシャンゼリーゼを駆け抜けそうです。ECん・・・EUかな?・・・でパクスロマーナの再現を目指しているラテンとゲルマン、今どちらが主導権を取ってるか判りませんけど、Ullrichの黄色ジャージは、微妙な感情をフランス人達に生じさせるかもしれません。まぁこれは老婆心というものです。
現代のパクスロマーナが実現すると、貨幣価値もそのうち統一されてしまうのでしょうか。そうなるとツーリストの楽しみが半減します。
イタリアで安いワイン、ビールと食材を買って、スイスの安くてきれいなキャンプ場でゆっくり湖などを眺めながら、それらを酔いに任せて思いつきのまま料理し味わう・・・・楽しみが。
- 23 July 1997 - Tour de France -
- 第15ステージは、Pantaniが気管支炎とVirenque、Ullrichを抑えて、今年二度目のステージ優勝。総合2位のVirenqueに3分51秒差の3位と再び迫りました。山岳ステージは、第16ステージと第18ステージの残り2つ。
どちらも最後の峠を降りてからゴールまでほぼフラット、その距離は約50kmと約42km。Italia期待のPantaniは余程登りで差を付けてないと、総合2位には上れないでしょう。3位キープが良いところでしょう。
1分42秒差でRiisが4位にいます。 RiisはUllrichの強力な最終アシストとして、アルプスを走っています。この道10年の彼は、各ステージの最後の段階までアシストするでしょうから、少ないタイムしか失わないでしょう。 そして62kmを走るディズニーランドの個人タイムトライアルで、Pantaniを上回るタイムを出すことは確実でしょう。となると、総合3位はRiisとなりそうです。うまくPantaniが3位でシャンゼリーゼに現れたら、Italia人たちは喜び、RAIのサイトの見出しも踊ることでしょう。私も心躍らせるでしょう。私はItaliaびいきですから。
「来年はGiro d'Italiaを見に行くから、出てね。私が行くまでこけないでね。」---- ここまでは、22日夜の予測と期待 -----予想どうりというか、ちょっと予想をはずれたというか、第16ステージは21人での集団ゴール。総合上位の主要メンバーは、その集団内で自分の位置を確保したものの、Riisは6分12秒遅れの39位、総合7位まで後退。
代わって4位に浮上してきた、KELMEチームのEscartinと総合3位のPantaniは3分51秒差。
Pantaniは3位を確保するに留まりました。
UllrichとVirenqueのタイム差も変わらず。
最後の山岳、第18ステージはどのような結果を生み出すことでしょう。
- 21 July 1997 - Tour de France -
- 第14ステージはVirenqueが勝ちました。相変わらずUllrichがピタッと2位でゴール。時間差はゼロ。
強いですねえ、Ullrichは。Riisもせっせとサポートしているようです。総合2位のVirenqueの対抗馬と目される、Pantaniは3分6秒遅れのステージ6位。まさに自分が描いていたストーリーを、逆転劇のストーリーをVirenqueにやられてしまった、というところでしょう。
VeloNews 第13ステージの記事中に、気管支炎に悩まされていたとありましたから、それのせいでふがいないステージ成績に終わったのかもしれません。
総合3位はRiisが取って代わり、PantaniはVirenqueと5分8秒差の総合4位に後退。
ん・・・・・どうやらこれまでか。いやいや、このままでは終わらないでしょう。
- 20 July 1997 - Tour de France -
- 昨日からキャンプ場泊まりで、香川県のうどん屋巡りに連れてって貰ってたんで、17時過ぎてからTour関連のサイトを覗きました。
いやぁーすごいですねえ、砂田氏の記事を載せてる サイト は、なかなかつながらないですねえ。あきらめて私はそのサイトからサヨナラしました。ついに、ついに、やっとPantaniが第13ステージで勝ちました。
自らの総合を3位に引っ張り上げました。といってもUllrichとは総合で8分24秒差。
彼の次なるターゲットは2位のVirenque。山岳ステージがまだまだ続きますから、2分2秒差はPantaniにとっては充分に射程距離内。Virenqueも何とかフランスの山岳王の面目を保とうと、必死に争うことでしょう。まぁ総合1位はUllrichが堅いでしょうから、2位争いに注目しています。PantaniがVirenqueに1分27秒の差をつけたこのステージで2位のUllrichは、Pantaniに対して47秒しか失っていません。Virenqueに対しては更に差を広げて、総合時間で6分22秒差。
PantaniはUllrichのmaillot jaune固めに、アシスト代わりに使われたようなもの?シャンゼリーゼの前日の個人タイムトライアルにおける対抗馬と目されるOlanoは、ステージ12位で総合5位まで下がり、総合時間では10分38秒差。圏外へ去っていきました。
Indurain二世は山岳にちょっと弱いようです。1996年のGiro d'Italiaでも山岳最終ステージのMortiroloでTonkovにmaglia rosaを再奪取されましたし。さて今日のステージはどうなることでしょう。
- 19 July 1997 - Tour de France -
- 第12ステージの個人タイムトライアルが終わってUllrichは、ライバル達から更に時間を奪い、総合1位を確実に固めているようです。
総合タイムで2位のVirenqueに5分42秒、3位のOlanoには8分00秒、4位のRiisに8分01秒、5位のPantaniには9分11秒。第12ステージの成績で、Ullrichとライバル達の時間差に目を奪われました。個人タイムトライアルに強いだろうと思っていましたが、これほどとは。
タイムトライアルに強いとは聞いてないVirenqueが、山岳のタイムトライアルということもありステージ2位の好成績。その彼にこのステージで3分04秒差。これでVirenqueに引導を渡したようなものです・・・・こう言いきってしまうのは、ちょっと先走り過ぎか?Ullrichは第10ステージのテレビ放送を見ると、山岳に於いてライバルの山岳スペシャリストであるVirenqueやPantanが、体をよじりながら登って行っているのに、彼の上半身はピタッと静止しているように見えました。しかも登るスピードは、彼らより速い。
安定感がありますよ、というような走り方でIndurainタイプのようです。今の時点では、他の誰よりも強いことは確かなようです。今年もオールラウンダーがTour de Franceを征するようです。山岳スペシャリスト達の、アルプスステージでの奮起に期待したいものです。しかしUllrichの走りを見た限りでは、6分近い時間をUllrichから奪い取ることは出来ないんじゃないでしょうか。
さけきれない事故、23才という若さから来る何らかの身体的、或いは精神的なトラブルに見舞われない限り、Ullrichはmaillot jauneを着たままシャンゼリーゼに現れることでしょう。
- 17 July 1997 - Tour de France -
- 失礼しました!!休息日はAnorreからPerpignanに降りた次の日でした。
7月17日が休息日。カレンダーを見たら、祇園祭とありました。Perpignanでも祭りはあるのでしょうか。前日は間違いなく大騒ぎでしょう。16日に地元のフジテレビ系の局で、ダイジェストと第9ステージをやっていました。私はビデオに録っていました。なんせ朝早く起きてそこらあたりのサイトを覗いてるものですから、リアルタイムにテレビを見てないんです。まぁサイトチェックの方が、速い情報を得られますけど。
仕事場で、二人ぐらいがテレビを見てたよ。と言っていました。
Cipolliniは黄色の前は、星条旗のレーサーパンツをはいてたんですねぇ。さすがですねぇ。
Cannondaleにサービスしたんでしょう。なんせ黄色いフレームまで用意して貰ったくらいですから。ん・・・もしかしたらCannondaleがこれでいってくれ。黄色いライオンを、山岳ステージまでに幾つも捕ってくれ・・・とプレッシャーを与えて。プレッシャーを与えられても、動じないように見えるCipolliniはそれに応えた・・・・というところかもしれません。
コメントが又良かったですねぇ。男らしいというか、シャンゼリーゼで彼のコスチュームを見たかったフランス人、イタリア人、ヨーロッパ人は多かったのではないでしょうか。私も興味しんしんでした。
彼と、スキンヘッドが悪魔的なPantani。ワクワクさせてくれるイタリア人達。私は大好きです。振るまいワインを彼らの同胞にいただいてますし。
Panちゃんシャンゼリーゼに姿を見せてね・・・・・お願いだから・・・・・落車せずに・・・・第11ステージの結果は、当然のように総合順位に影響を与えず。
PoltiのOutschakov (Ukr)がゴールラインを一番に通過したにもかかわらず、進路妨害ということで3位に降格された事ぐらいがニュースですか。
- 16 July 1997 - Tour de France -
- シュナが情報提供している サイト の第9ステージのコメント
---- 「パスカルロドリゲス(スペイン、ケルメ、ツールの直前にサンタクララから移籍)」-----
とあります。サンタクララ(ST.CLARA)は1994年のVuelta a Espanaにもチームを送り込んでいました。ロシアとスペインの混成チームです。Romingerがけれんみ無く、気持ちよく単独で上がってきたSierra Nevadaのステージで彼らは、戦い終わって和やかに記念撮影をしていました。
私のフォトグラフのページの ここ に少年達の得たST.CLARAのポスターがあります。
私も貰いましたが、どっかにあげちゃいました。第10ステージでUllrichがPantaniを1分8秒引き離し、そして他の誰よりも速くゴール。
総合1位に躍り出ました。2位のViranqueに2分58秒、3位のOlanoには4分46秒、4位のRiisに4分53秒の差を付けています。Pantaniは5位まで上がってきましたが、5分29秒差。 18日の個人タイムトライアルでは、スキンヘッドとViranqueは更に差を付けられるでしょう。
Olanoがタイムトライアルでどれだけ詰めることが出来るのかが、アルプスステージ入りまでに興味を引かれることです。
Andorre(Andorra)で丸一日休養をとる彼らの、走りに注目しています。1993年のTourでもAndorreで休息日がありました。ピザ屋で昼御飯をとってると、プレスやらチーム関係者らがやってきて、ビールとワインで四方山話に花を咲かせていました。
Andorraはアンドラ公(侯?)国というピレネー山中のミニ国家です。ほんのこの前までフランス、スペインに行政を交代で司って貰っていた国です。いまはれっきとした独立国。
私は勝手に「ヨーロッパのスーパーマーケット」と名付けています。物価の安いスペインより更に物価が安く。フランス、スペイン両国の国境近くにはハイパーマートがでんと構えて、お客さんを待っています。
- 15 July 1997 - Tour de France -
- Pauまでの過酷な落車禍によって、有力な選手達が舞台から降りていきました。
第7ステージでGotti、Berzin、それ以前のステージでのRominger、Zuleのリタイヤ。
ゲルマンのTELEKOMチームに、後半ステージまでも牛耳られるのでしょうか?
maillot jauneを着てシャンゼリゼに現れるのはRiis?Ullrich?
ラテンの切り札は?ロシアの切り札は?カザフの?ウズベキスタンの?スキンヘッドがまだ残ってます。あの落車男のPantaniがうまく、鳴門の渦に勝るとも劣らない落車禍をボード?で乗り切って。魅せてよねぇPanちゃん。あんたはなぁ、Giro d'Italiaで運悪くコケテ家へ帰ったんやろ。・・・・・期待してまっせ。
Zulleが、あのかわいそうな2ダースチタンボルト男の、勇気ある撤退の後ONCE一枚看板のJalabert。UCI-6月8日付けのランキングリスト1位の彼も残っていました。山も結構強いんですよ、彼は。1994のVueltaのAndorraステージ、残雪がコースサイドに壁になってたそこで、前の方で上がって来ちゃったのを見て、「これは・・・・なんじゃ。結構強いやんか」。そろそろ開花する頃だと思います。フランスの期待も背負ってるでしょう。
やっと山岳ステージに入ります。彼らの舞台です。あっ御免なさい!Indurain2世のOlanoもいました。ラテンのアシストを露払いにTourmaletを上がってくることでしょう。(なんじゃ-相撲取りかいな?) 今や最長命(私はそう解釈しています、間違いかもしれませんが)を誇っている、KELMEチームも存在感をパトロンに見せつけることでしょう。
楽しみです。------ この上までは14日にKeyを叩いてます。
第9ステージの結果、maillot jauneのVasseurは辛うじてその位置に留まったものの、2位につけたUllrichとの差は13秒、3位のOlanoとは1分14秒、4位のRiisとは1分43秒。
第10ステージでは、誰かにmaillot jauneを奪われるのは確実でしょう。
果たして誰が・・・・・最短位置のUllrichか?Olano?Riis?・・・・Viranqueも1分43秒遅れと好位置にいます。フランス人の期待はViranqueに集まっていることでしょう。
Pantaniも4分34秒遅れの15位という面白い位置に上がってきました。 RAIのサイトではGrande Pantani 3°の見出しが踊っていました。第10ステージではどのようなアタックを見せてくれるのでしょうか。
KELMEチームのスペイン人Escartinも2分14秒遅れの6位にいます。7位、8位はCamenzind、Dufauxと二人のスイス人。
第10ステージは如何に!
- 12 July 1997 - Tour de France -
- 第5ステージのスタート前、ZuleもTourを去っていきました。Tour de Swissでの落車のせいで、彼の鎖骨には2ダースのチタンねじが埋め込まれているということです。今回のツールでも何回かの落車に巻き込まれてタイムを失っているようで、もう一度落車すれば致命的な状態になったことでしょう。落車が周りで多いために我が身を護るためということのようです。
フランス人Vasseurが第5ステージを獲り、その結果Cipolliniはmaillot jauneに腕を通すことが出来なくなりました。第5ステージで総合1位のVasseurから2分17秒遅れていますから、彼の走り方からすると、もう一度maillot jauneを手に入れることは出来ないでしょう。
彼のこれからの目標はZabelから、maillot vertを取り戻すこととParisのステージで勝つこと?でしょう。第6ステージではBerzinが、落車で鎖骨骨折しながらもゴールしたようです。
山岳ステージを前に、有力選手が次々とツールを去っていきました。
やけに落車が多いようです。アシスト達は遅れてしまったエースを戦列に戻す仕事を繰り返して、疲れていることでしょう。うまく落車をかわした、どこかのチームのエースが山岳ステージでmaillot jauneをスプリンターから奪うことでしょう。
- 9 July 1997 - Tour de France -
- Cipolliniが第1ステージで新プロローグ男からmaillot jauneを奪い取り、上下お揃いのカラーコーディネートで、罰金を払いつつゴールを重ねているようです。
1993年のTour de Franceでは、Col du Galibierで姿を見た後、彼はTourから去っていきました。
その後、チームバスのフロントガラス越しに見える黄色いライオン達は、前半戦に彼が確かに存在していたという証明のようでした。
今年の彼はひと味違っているようです。Giro d'ItaliaでMIlanoのゴールを征したのですから、ちょっと面白くなってきました。 VelonewsのサイトのStage 2に「俺はmaillot vert、ポイント賞のジャージを着てParisまで行くんだよ。Vuelta a Espanaにも出るんだよ。」というようなコメントが載っていました。
Parisのゴールも征すれば、Milanoの時の様に真っ白いスーツを着てお立ち台に上がるのでしょうか?
黄色いやつかな?・・・・まぁそれはないでしょう。緑色?・・・・ちょっと気味悪い。緑白赤のコンビネーション?・・・・それも面白いですねえ。Romingerが第3ステージで落車して、病院送りになったようです。総合成績で良いポジションだったのに。風説の様に今年で引退するのでしょうか。記事は Velonewsのサイトにありました。
あなたはTour de Franceの情報を求めて、ネットサーフィンにいそしんでいることでしょう。 どのサイトが面白いですか?いい場所を見つけたら 教えて下さい。
私はあまり多くのサイトをサーチしていないのですが、 RAIのサイトが写真入りで綺麗にデザインされていて好きです。
- 6 July 1997 - Tour de France -
- ツールドフランスが始まりました。
Riisは今年も覇者に向かって突っ走るのでしょうか。
静のIndurainから動のRiisへ、去年は劇的に入れ替わりました。
あの淡々と走るIndurainの昨年の乱れ方、彼は本当に限界だったのでしょうか?
Riisの表情豊かさに対する、彼はあまりにも静すぎます。そして、静かにレースから去っていきました。
リアルタイムで初めて彼を見たのは、1990年の宇都宮の世界選手権。アグレッシブとナイーブな二つの表情を見せるGreg LeMondの後ろにぴったり。「あなたの後は・・・・」
そして翌1991年からの、静かなる男の5年間。1996年の動の表情。 ・・・・・ adios! Indurain5日、新プロローグ男Bordmanがmaillot jauneを着たようです。2/100秒後の2位にUllrich。
Berzin、Rominger、Zulleが続きます。リタイアもなく(あたりまえか)198人が走り終えました。
1位から198位全てのリストは ここ にありました。
Ullrichがmaillot jauneを着てシャンゼリーゼに現れるのでしょうか?
タイムリー/ノットタイムリー----Top page | |
Vol.1 [Giro d'Italia 1997] | Vol.2 [Tour de France 1997] |
Vol.3 [Vuelta a Espana 1997への道] | Vol.4 [Vuelta a Espana 1997 - 見聞] |