スイスのフランス語圏で行われている、Tour de Romandieを初めて見ました。
Lausanne(ローザンヌ)でのプロローグは、17時から始まり20時に終わるというタイム・スケジュールと、あいにくの冷たい雨が降るというあまり嬉しく無い状況だったのでLausanneに行くのはやめて、第1ステージの峠から見始める事としました。
ところが、第1ステージのカテゴリー1級のCol du Juan(Juanpass, 1508m)へ車でコースを逆走して到達すると、そこはまさに雪国。
道路以外は雪が残っていて気温は-2℃、冷たい雪も舞っていました。
そして、GPMのアーチは無くて誰もいないのです。
キャンセルされたようだと直ぐに悟り、そのままコース逆行で麓まで降りました。
まあ、幸いというか、TV放送の終了時間を合わせるためかスタート時間をかなり遅らしたようで、レースそのものを見逃すという事は無かったので、これはこれで好しとしました。
Tour de Romandie で驚いたのは、良質の紙を使ったコース・マップやコース・プロフィール、タイム・テーブル、スポンサー広告を載せた公式プログラムが無料だった事です。
こんな事は、他のレースで遭遇した事はありません。
そして、Tour de Suisseでもそうなのですが、キャラバンカーが観客の多い所で停車してグッズを配るのもスイスならではというか、独特の風景でした。
写真は第3ステージ、Yverdon-les-Bainsでのチーム・タイムトライアル、スタートの瞬間を幸運にも真近で見る事ができました。