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Euro-Memo 2008

jardin

Jardins Monet

何度か利用しているParis(パリ)から南へ50kmのMelun(ムーラン)のキャンプ場から、CDG(シャルル・ド・ゴール空港)へ寄り道をしてノルマンディーへと向かいました。
通行料金が発生する高速道路は使わず、一般道路を使い町中は50km/h、郊外は90km/hという制限速度をまじめに守りながら車を走らせるのですから、小さな町が点在するルートでは距離が伸びません。
まあ、その・・・・・その程度の速度の方が燃費は良くなるので、懐具合に優しくなります。

Melunを出た日の夕方、ノルマンディーの端っこの町に在るキャンプ場に辿り着き、テント設営、シャワーを浴びる、夕食製作、アルコール摂取+食事、と進み、全てが片づき、散歩の前にミシュランの地図を広げると、Parisの方に若干戻る事になるもののGiverny(ジベルニー)まで30km程で、意外に近い事に気づきました。
GivernyといえばJardins Monet(モネの庭)、2004年の秋に訪れた事がありますが、夏の風景を見るのも良いかと翌日の予定に入れました。

訪れてみると、モネの家の前に広がる花の庭園には夏の花々が咲き誇っていました。
道路を渡る地下道をくぐってJardin d'Eau(水の庭園)を訪れると、モネの絵の題材となった、うっそうと茂った木々、池に浮かぶNympheas(スイレン)、そして橋が迎えてくれます。
うっそうと茂った木々、特に柳のしだれ具合を見ると手入れをしていないんじゃあないかと思ってしまいますが、花の庭園と同様に庭師が手入れをしていて、池にボートを浮かべて漂っている木の葉やスイレンの葉などを取り除いていました。

池の色とよどみ具合、柳のしだれ具合、葉っぱの間に遠慮がちに咲くスイレンの花、どちらかというと暗いイメージは、Musee de l'Orangerie(オランジェリエ美術館)で見た巨大で湾曲したモネのNympheas(スイレン)の絵の8枚のどれかを連想させてくれます。
・・・・・8枚全て明るいというよりは、暗いイメージだったのですが。

upload:31 Aug. 2008
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