:::: 11 Aug 2004 ::::
車が行き交う道路の方を見て、何か思索するかのように立ち止まっている牛。
車が来ないのを見計らってか、それとも車を気にせずに道路を横断するのでしょうか。
そんな体勢で牛が道路を見ているのは、車を運転してる者にとって「脅威」ですね。

他の峠で数頭の山羊が連れ立って、こちらが完全に停止する前に渡り終えるという絶妙のタイミングで道路を横切ったのに遭遇しました。
衝突したらこちらのダメージも大きいですから、ほっとして、道路横断のうまさに「さすがやなー」

牛たちが悠々と駐車した車の脇やバックドアの方に鼻先を向けていたのは、Tour de Franceの第12ステージで選手達が通過したピレネーのCol d'Aspinです。
Tourde Franceの時は、牛に優先権が有る様なのどかな風景では無かったと思います。
牛たちは、どこか電気柵に囲まれた場所に連れて行かれていたのでしょう。

Lourdesから8kmほど離れたキャンプ場からロードレーサーでCol d'Aspinを周回してきたのですが、麓のArreauまでで60km有り、峠に着いた時には既に疲労困憊で牛たちを観察する気にもならず、Col du Tourmaletへの登り口でもある麓のMarie-de-Campanへ下りました。
午前中は涼しいピレネーですが、14時をすぎる頃から暑くなって来ます。
体がべとつかなくても発汗が激しいようで、喉の渇きでボトル2本はあっという間に消費してしまい、下りの途中で他のサイクリストが使っている水場で補給しました。

・・・牛たちの落とし物が・・・雨の山道は・・・走りたくないですねー。