7月6〜28日 Tour de France 仏 GT MEL |
ツールドフランス公式WEBサイト: http://www.letour.fr
休息日/移動
Lorient から移動した2002年ツールドフランスのキャラバンは、最初の休息日
Bordeaux に入った。
監督に引き連れられた選手達は2機の飛行機に乗り、残りの
関係者は500kmの地上移動。
現在の総合リーダー、スペイン選手 Igor Gonzalez
de Galdeano (ONCE-Eroski) と3回のツール優勝者、米選手 Lance Armstrong
(US Postal) 同じ飛行機でチームメイトと Alessio, Domo, Bonjour, Fassa,
Ag2R, Lotto, Delatour, Kelme 及び Lampre と共に最初の飛行機で移動。
2機目には Cofidis, Tacconi, Euskaltel, CSC, Credit, ibanesto.com, Mapei,
Rabobank, FDJeux そして Telekom。
レースは明日 Bazas から Pau への147kmの
ステージから再開。
選手達はピレネーに突入する。
1999年始めてこのレースに優勝して以来、大きな個人タイムトライアルで初めて
負けた3回優勝者は火曜日復活した。
しかし、来る今週の山岳ステージでの彼の
調子が近年と同じであるならば、Armstrong の4回連続優勝に着々と進んでいる。
"山岳に向けていくつか考える要素がある。
タイムトライアルには失望したが、
山岳スペシャリストに対してタイムを稼いだのは満足している。"
と月曜日の52km
個人タイムトライアルでステージ優勝者 Santiago Botero (Kelme)に11秒差の
2位、Armstrong は語った。
このステージ後、彼は総合成績2位にジャンプアップしたが、Armstrong はスペ
インの Igor Gonzalez Galdeano に26秒差がある。
仏選手 Christophe Moreau
は Armstrong が Botero に負けたことについて彼が以前より弱くなっていると
発言。
"Armstrong は以前より支配力は無い、鋭さも、多分破壊力もなくなって
いる。
彼は強いが、爆発的ではない。"と Moreau は語った。
Armstrong は土曜日に落車の影響で27秒差となった Gonzalez de Galdeano との
タイム差について大して気にしていない。
"昨年私達の間には20分の差があった"
山岳に向かうために、北西の Brittany から南西のこの町に選手達を運ぶ飛行機
から降りながら Armstrong は語った。
"大きな違いだ。ツールの最初のパートは
とても難しかった。
沢山の落車があって、とても速く、とても神経質だった。"
Armstrong は伝統的にどのツールでも最初の山岳ステージで攻撃を仕掛ける。
昨年彼は Alpe d'Huez への登りで駆け上がり、Ullrich に大して2分34秒差をつけ
た。
多くは高山での支配力のおかげで Armstrong はこのレース Ullrich に6分
44秒、Gonzalez Galdeano に13分28秒差でゴールした。
Armstrong は続けて:
"このツールは最終的に簡単に終わらない。
皆が語ってい
るようなものではない。他の選手達が現れ出てくる。"
月曜日、3年間で初めて
彼はフルの個人タイムトライアルで敗北。
第9ステージ、ブルターニュの風の強
い海岸線ので彼は走り抜けるのにコロンビアの Santiago Botero に11秒以上必
要だった。
それでもこのテキサスの選手は優勝候補の筆頭。
火曜日から始まる山岳でも彼は偉大な力を持つ。
Kelme チームの Botero は Lanester から Lorient
への32マイルの周回を1時間2分18秒で走った。
"Botero の勝利はフロックではな
い。" と Armstrong は加えた。
"ツールは変わった - Armstrong は昨年の彼のようなタイムトライアルでの強さ
が無い。
このレースはもっとチャンスがある。
彼が前のような無敵の強さを保っ
ているかどうか見ることが出来るだろう。"
とタイムトライアル4位、マイヨジ
ョーヌを着る Gonzalez de Galdeano が語った。
Botero のステージ優勝はクライマーとして知られているコロンビア選手として
ツール初。
また彼は2000年に山岳賞を獲得していることから山岳でも脅威となる。
"ピレネーの最初のステージが楽しみだよ。何が起こるか期待していて欲しい"
と Botero は加えた。
ステージ (ステージ優勝者/総合リーダー):
MF=山頂ゴール
ITT=個人タイムトライアル
TTT=チームタイムトライアル
7月
6, プロローグ, Luxemburg-Luxemburg (ITT) - 7 kms (Armstrong/Armstrong)
7, ステージ 1, Luxemburg-Luxemburg - 192.5 (Bertogliati/Bertogliati)
8, ステージ 2, Luxemburg-Sarrebruck - 181 (Freire/Bertogliati)
9, ステージ 3, Metz-Reims - 174,5 (McEwen/Zabel)
10, ステージ 4, Epernay-Chateau Thierry (TTT) - 67,5 (ONCE/I Gonzalez)
11, ステージ 5, Soissons-Rouen - 195 (Kirsipuu/I Gonzalez)
12, ステージ 6, Forges-les-Eaux - Alencon - 199,5 (Zabel/I Gonzalez)
13, ステージ 7, Bagnoles-de-l'Orne - Avranches - 176 (McGee/I Gonzalez)
14, ステージ 8, Saint Martin de Landelles-Plouay - 217,5 (Kroon/I Gonzalez)
15, ステージ 9, Lanester-Lorient (ITT) - 52 (Botero/I Gonzalez)
16, 休息日/移動
17, ステージ 10, Bazas-Pau - 147
18, ステージ 11, Pau-La Mongie (MF) - 158
19, ステージ 12, Lannemezan-Plateau de Beille (MF) - 199,5
20, ステージ 13, Lavalenet-Beziers - 171
21, ステージ 14, Lodeve-Mont Ventoux (MF) - 221
22, 休息日/移動
23, ステージ 15, Vaison la Romaine-Deux Alpes (MF) - 226,5
24, ステージ 16, Deux Alpes-La Plagne (MF) - 179,5
25, ステージ 17, Aime-Cluses - 142
26, ステージ 18, Cluses-Bourg en Bresse - 176,5
27, ステージ 19, Regnie Durette-Macon (ITT) - 50
28, ステージ 20, Melun-Champs de Elysses - 144
今日、ツールの最初の休息日に仏選手 Laurent Jalabert が今シーズン末をもっ
てプロ自転車競技から引退することを明らかにした。
この33歳の選手は1989年に
プロに転向し、最も大きな功績は1995年と1998年に世界ランキング1位を確保し
た事彼の功績は、1995年 Vuelta Ciclista a Espana, 1995年 Milano-San Remo,
1997年 Giro di Lombardia 優勝を含め160勝。
"忘れ難い日々だったが、もう決心を変えることは出来ない。
これが最も賢い決断だと思う。引退しようと決めて
落ち込むことなど無い。光栄に思うよ。" と Jalabert は語った。
紆余曲折? プロ自転車競技引退を表明した伊選手 Mario Cipollini は未だ決定
を翻すわけではないが、後15日間は考える余地があると語った。
多分、スポンサーの再考の余地を与えるため?
Bjarne Riis が監督する CSC-Tiscali が、今シーズンをもって Mapei-Quick Step
との契約が満了する世界チャンピオン Oscar Freire との契約を視野に入れてい
との噂が流れている。
これは特に Jalabert の声明とあわせて非常に大きな意味
がある。
Jalabert と Riis の間に食い違いがあるようだ:
"何故レース前に一旦
立てられた作戦が、私たちに相談無く変更されるのかを知りたい。
チームタイム
トライアルの前に、Hamilton, Sastre または私以外の誰かが遅れても待つ必要
は無かった。
しかし、実際 Bjarne は Sandstod のために我々が待つべきだと考
えた。"
Riis の説明は:
"私がチームを指揮しており、決定を下す立場にいる。"
伊自転車連盟の上訴委員会は、2001年のジロデイタリアの期間中の警察の捜索に
よって Marco Pantani の部屋からインシュリンが発見されたことによる8ヶ月の
出場停止処分を撤廃した。
委員会は Pantani の弁護団の彼がインシュリンが本
物か否か解らなかったという主張を聞き入れた。