5月13日-6月4日 GIRO D'ITALIA 伊 UCIクラス グランツール |
PANTANI:
昨日の個人タイムトライアルで悪い成績を残した Marco Pantani は、
記者に対して棄権の可能性について語った。:
"体調は良くない。気管支炎にか
かっているが、克服できるだろう。
棄権については考えてもいない。
私にとって
それが最も簡単な方法だが、このジロは本当に苦しむのを覚悟して出場した。
今
回私にとって少し異常事態だ。このレースに出場する意志を持っていなかったの
で、慎重な準備ができなかった。
だからこの様な鍵になる個人タイムトライアル
のステージで悪い結果を残してしまった。
今までに私が走ったジロに比べれば、
全く違った世界だ。
私はファンや報道から大きなプレッシャーを感じる。
そして
このジロの上位で走る選手達と対等に走れない事から、落ち着き所のない場違い
な場所にいるようだ。
ただ一人の支配者ではなく、多くの選手達が活躍し、レー
スは非常に面白い。
私の場合、San Pellegrino の登りや Abetone では全く踏め
なかったけど、レースで走って慣れてきたのでここ数日は随分と楽になった。
こ
のジロの残りの私の仕事は、総合上位につけており、チームリーダとなって全権
を握っているチームメイトのGarzelli を助ける事、そしてドメスティークとし
ての仕事を再確認することだ。"
ステージ
日 ステージ 行程 距離 (ステージ優勝者/総合リーダー)
5月
13 - プロローグ: Roma-C. Vaticano (ITT) 6 (Hruska/Hruska)
14 1: Roma-Terracina 125 (Quaranta/Cipollini)
15 2: Terracina-Maddaloni 225 (Moreni/Moreni)
16 3: Paestum-Scalea 177 (Svorada/Moreni)
17 4: Scalea-Matera 233 (Cipollini/Moreni)
18 5: Matera-Peschici 232 (Di Luca/Tosatto)
19 6: Peschici-Vasto 170 (Konyshev/Tosatto)
20 7: Vasto-Teramo 171 (McKenzie/Tosatto)
21 8: Corinalso-Prato 255 (Merckx/Gutierrez)
22 9: Prato-Abetone 140 (Fr. Casagrande/Fr. Casagrande)
23 10: S. Marcello Pistoiese-Padua 257 (Quaranta/Fr. Casagrande)
24 11: Lignano Sabbiadoro-Bibione (ITT) 45 (Pena/Fr. Casagrande)
25 休息日
26 12: Bibione-Feltre 191
27 13: Feltre-Selva Gardena 195
28 14: Selva Gardena-Bormio 205
29 15: Bormio-Brescia 171
30 16: Brescia-Meda 102
31 17: Meda-Genova 224
6月
01 18: Genova-Pratonevoso 176
02 19: Saluzzo-Briancon (FRA) 177
03 20: Briancon-Sestriere (ITT) 32
04 21: Torino-Milano 198
5月24-28日 Euskal Bizikleta スペイン UCIクラス 2.1 |
ステージ 2:
Zizur Menor (Navarra) と Laguardia (Alava) 間147,2kmの第2ス
テージは、スペイン選手 David Etxebarria (ONCE-Deustche Bank) がステージ
優勝した。
この勝利によってこのビスカヤの選手はポイントでリードを稼ぎ、総
合リーダーとなった。
昨年の大会の優勝者 Etxebarria は、このゴール Laguardia
に先頭で到着した60人の集団で最も速かった。
Etxebarria は最後の数kmで非常
に良く働いた彼のチームメイトの Inigo Cuesta と Mikel Zarrabeitia に報い
た。
ステージ 2, Zizur Menor 〜 Laguardia (Alava), 147.2 km:
1.- ETXEBARRIA, David (ONCE-DEUTSCHE BANK) 3:32'34"
2.- MAZZANTI, Luca (FASSA BORTOLO) s.t.
3.- ARTETXE, Mikel (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
4.- ARRIETA, Jose Luis (BANESTO) s.t.
5.- ESCARTIN, Fernando (KELME-COSTA BLANCA) s.t.
6.- VERBRUGGHE, Rik (LOTTO) s.t.
7.- MASSI, Rodolfo (CANTINA TOLLO) s.t.
8.- NARDELLO, Daniele (MAPEI-QUICK STEP) s.t.
9.- DEL OLMO, Txema (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
10.- ETXEBARRIA, Unai (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
11.- GLEZ.DE GALDEANO, Igor (VITALICIO SEGUROS) s.t.
12.- ZARRABEITIA, Mikel (O.N.C.E) s.t.
==
29.- LOMBARDI, Giovanni (TELEKOM) s.t.
31.- ZUELLE, Alex (BANESTO) s.t.
108.- VANDENBROUCKE, Frank (COFIDIS) 5:27
棄権: VALDEZ, Ricardo (Costa de Almeria) & ALGERI, Matteo (Lampre)
総合成績:
1.- ETXEBARRIA, David (ONCE) 8h42'05"
2.- ARTETXE, Mikel (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
3.- MAZZANTI, Luca (FASSA) s.t.
4.- ETXEBARRIA, Unai (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
5.- ARRIETA, Jose Luis (BANESTO) s.t.
6.- ESCARTIN, Fernando (KELME-COSTA BLANCA) s.t.
7.- DEL OLMO, Txema (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
8.- CHAURREAU, Inigo (EUSKALTEL-EUSKADI) s.t.
9.- HERAS, Roberto (KELME-COSTA BLANCA) s.t.
10.- LOMBARDI, Giovanni (TELEKOM) s.t.
==
111.- VANDENBROUCKE, Frank (Cofidis) 15:16
山岳:
1.- ARRIETA, Jose Luis (BANESTO) 14
2.- MERCADO, Juan Miguel (VITALICIO SEGUROS) 13
3.- DIAZ LOBATO, Pedro (FUENLABRADA) 8
ホットスポットスプリント:
1.- FLECHA GIANNONI, Juan A (FUENLABRADA) 6 P.
2.- FERNANDEZ DOMINGO, David (FUENLABRADA) 4
3.- L'HOIR, Manu (LOTTO) 4
総合ポイント:
1.- ETXEBARRIA, David (ONCE) 39
2.- ARTETXE, Mikel (EUSKALTEL) 32
3.- MAZZANTI, Luca (FASSA) 29
4.- LOMBARDI, Giovanni (TELEKOM) 25
5.- LODA, Nicola (FASA) 20
チーム:
1.- Euskaltel-Euskadi 26h06:15
2.- ONCE-Deutsche Bank s.t.
3.- Alessio SGM s.t.
ステージ
5月
24, ステージ 1: Eibar - Zizur Mayor (179,6 km) (Lombardi/Lombardi)
25, ステージ 2: Zizur Menor -Laguardia (147,2 km) (Etxebarria/Etxebarria)
26, ステージ 3: Laguardia - Bilbao (174,9 km)
27, ステージ 4a: Bilbao - Mendaro (104,8 km)
27, ステージ 4b: (山岳タイムトライアル) Mendaro - Mendaro (21,2 km)
28, ステージ 5: E.T.B. (Iurreta) - Arrate (Eibar) (148,2 km)
5月21-28日 Tour of Japan 日本 UCIクラス2.4 |
移動日
詳細は: http://www.toj.co.jp/index_e.html
LANCE ARMSTRONG インタビュー 5月25日 |
彼が新しく米国内で出版した本のプロモーションで、Armstrong はライブで質問
に答えた。
昨年のツールドフランスの優勝者は、今シーズンについて語った。
Armstrong は、Soulor の下りで起こした事故の怪我によって自転車を一時下り
ていた。
この事故について彼は、"自転車に乗っていて、最も危機的な状況だっ
た"と説明している。
頭部に外傷を負い、病院に運び込まれたにも関わらず、彼はこの事故が有益であ
ったと確信している。
"この落車によって私は落ち着くことができたし、自転車
に距離を置けた。
既に準備も進めており、問題はない。
昨年に比べれば気持も充
実している。そして今年はより経験を積んでいる。"
今シーズンの彼の第1目標はもちろんツールドフランスのタイトルの防衛。
"Pantani, Ullrich, Jalabert が戻って、レースの価値が高まるのを望んでいる。
そしてこれ以上有力な選手が現れて欲しくはないが... しかし、自分の走り方を
変えるつもりはない。
昨年誰も私を優勝候補として見ない中、レースを走った。
私はプロローグで優勝し、レースを支配してジャージを守りきった。"
"今シーズン第2に重要な期間はシドニーとなるだろう。
しかしツールとこれは両
立しない。難しい。
多分7月から9月迄好調を維持するのは不可能だろう。最も良
い方法はツールの後休息を入れる事だ。"
1997年にツールドフランスに優勝した時の状態を追い求める Jan Ullrich は、
金曜日より始まるドイツ一周で地元のファンの前で適性検査を受けることになる。
年中問題を抱える Ullrich は、ボンとベルリン間1250kmの7日間のこのレースで
優勝を狙って走らないと強調している。
"優勝を練られる選手は、チーム内に2,3
人いるが、私はその中に入っていない。" と彼は語った。
昨年のスペイン一周から大きなステージレースで優勝のない Ullrich は、7月2日
から始まるツールドフランスへのウォーミングアップ中。
この26才の独選手は、
今月最初行われた南フランスのレース、ミディリベレで彼のファンをやきもきさ
せた。
体重オーバーは明瞭、彼は最終ステージを前に撤退。
"私は未だ2,3kg体重
を落とさなければならないが、ツール迄に未だ5週間ある。
出来ればその前迄に
最高の調子に仕上げたいと願っている。" と語った。
ドイツ一周の優勝候補の中に、伊の Michele Bartoli とベルギーの Johan Museeuw
の共に昨年の優勝者 Ullrichのチームメイト独の Jens Heppner の名前も上がっ
ている。
今年のコースのハイライトは、日曜日の第3ステージ Pforzheim から Bad
Duerrheim 迄の215km、途中 Ullrich が生活し、時々練習していた黒い森を通過
する。
また Potsdam と Berlin 間148kmの最終ステージを前にして、水曜日に南の街
Herzogenaurach で行われる35kmの個人タイムトライアルでレースが決まる可能
性もある。
ツールドフランス初めての EPO 閉め出しのレースとなるか: |
今日国際サイクリング連盟会長 Hein Verbruggen は、ツールドフランスが初め
ての"エポフリー"の自転車レースになるだろうと報告した。
仏の自転車関係者と
共にジュネーブの研究会は、今年のツールドフランスでエポを検出する検査を導
入する決定を下した。