5月13日-6月4日 GIRO D'ITALIA 伊 UCIクラス グランツール |
STAGE 2:
今日の第2ステージは、伊の Cristian Moreni (Liquigas) がステージ
優勝し、同胞の Mario Cipollini (Saeco) からリーダージャージを奪った。
こ
のステージは激しい雨によって路面が滑りやすくなった事から、選手達が慎重に
走ったために予想されていたよりも複雑になった。
再び Paolo Savoldelli (Saeco)
に悪夢が襲い掛かる。
昨日はゴール手前10kmで落車に巻き込まれ、今日はパンク
に見舞われて貴重な数秒を失った。
この日の緩やかな登りで、6人の先頭集団が最大3分のギャップを開き、レースの
主役となる。
この集団にはコロンビアの Hernan Buenahora が入っており、
Cipollini からリーダージャージを奪おうと機を伺う Jose Enrique Gutierrez
(Kelme-Costa Blanca) が後からこれに追い付いた。
Gutierrez がこの集団に追
い付いた少し後に、Moreni が攻撃を打ち上げた。
Saeco チームは逃げ集団を捕まえようと努力したが、Moreni の決死の攻撃はこ
の日を飾るにふさわしく、伊の Matteo Tosatto とオランダの Karsten Kroon
を下しゴールする。
集団は30秒遅れでゴール。
ステージ 2, Terracina 〜 Maddaloni, 232 km:
1. Cristian Moreni (ITA/Liquigas) 6:15:18 at 37,090 km/h
2. Matteo Tosatto (ITA/Fassa) at 5
3. Karsten Kroon (HOL/Rabobank) s.t.
4. Jose Enrique Gutierrez (ESP/Kelme) at 6
5. Elio Aggiano (ITA/Vitalicio) s.t.
6. Hernan Buenahora (COL/Selle) at 7
7. Andrea Noe (ITA/Mapei) s.t.
8. Matthew White (AUS/Vini) at 25
9. Mariano Piccoli (ITA/Lampre) at 29
10. Jeroen Blijlevens (HOL/Polti) s.t.
11. Silvio Martinello (ITA/Polti) s.t.
12. Mario Cipollini (ITA/Saeco) s.t.
13. Dimitri Konyshev (RUS/Fassa) s.t.
14. Maximilian Sciandri (GBR/McCartney) s.t.
15. Alessandro Petacchi (ITA/Fassa) s.t.
16. Angel Vicioso (ESP/Kelme) s.t.
17. Gabriele Missaglia (ITA/Lampre) s.t.
18. Mirko Gualdi (ITA/Mobilvetta) s.t.
19. Marco Pantani (ITA/Mercatone) s.t.
20. Jose Luis Rubiera (ESP/Kelme) s.t.
総合成績:
1. Cristian Moreni (ITA/Liquigas) 9:07:43
2. Matteo Tosatto (ITA/Fassa) at 03
3. Jose Enrique Gutierrez (ESP/Kelme) at 11
4. Karsten Kroon (NED/Rabobank) at 13
5. Andrea Noe (ITA/Mapei) at 22
6. Mario Cipollini (ITA/Saeco) at 26
7. Jan Hruska (TCH/Vitalicio) at 28
8. Paolo Savoldelli (ITA/Saeco) s.t.
9. Elio Aggiano (ITA/Vitalicio) s.t.
10. Hernan Buenahora (COL/Selle) s.t.
11. Jose Luis Rubiera (ESP/Kelme) at 34
12. Matthew White (AUS/Caldirola) at 35
13. Gabriele Missaglia (ITA/Lampre) s.t.
14. Mirko Gualdi (ITA/Movilbetta) s.t.
15. Juan Carlos Dominguez (ESP/Vitalicio) s.t.
16. Marco Velo (ITA/Mercatone Uno) at 36
17. Davide Rebellin (ITA/Liquigas) at 37
18. Giuliano Figueras (ITA/Mapei) s.t.
19. Chann McRae (USA/Mapei) s.t.
20. Dario Frigo (ITA/Fassa) at 38
ステージ
日 ステージ 行程 距離 (ステージ優勝者/総合リーダー)
5月 13 - プロローグ: Roma-C. Vaticano (ITT) 6 (Hruska/Hruska)
14 1: Roma-Terracina 125 (Quaranta/Cipollini)
15 2: Terracina-Maddaloni 225 (Moreni/Moreni)
16 3: Paestum-Scalea 177
17 4: Scalea-Matera 233
18 5: Matera-Peschici 232
19 6: Peschici-Vasto 170
20 7: Vasto-Teramo 171
21 8: Corinalso-Prato 255
22 9: Prato-Abetone 140
23 10: S. Marcello Pistoiese-Padua 257
24 11: Lignano Sabbiadoro-Bibione (ITT) 45
25 休息日
26 12: Bibione-Feltre 191
27 13: Feltre-Selva Gardena 195
28 14: Selva Gardena-Bormio 205
29 15: Bormio-Brescia 171
30 16: Brescia-Meda 102
31 17: Meda-Genova 224
6月01 18: Genova-Pratonevoso 176
02 19: Saluzzo-Briancon (FRA) 177
03 20: Briancon-Sestriere (ITT) 32
04 21: Torino-Milano 198
Cycling: Boardman のツール進撃
Robert Philip |
人間の限界を越えた21日間の修行の向こうに勝利の虹を目指して Chris Boardman
はツールドフランスに向かう。
彼の望みはたった6分、360秒の一日目の午後に行
われるプロローグで役割を全うすること。
この6-7kmの距離のスペシャリストと
して、Credit Agricole チームは彼に 1994, 1997, 1998年と同様に前座レース
で優勝し、掛け買いのないマイヨジョーヌを手にいれると共に翌日から本格的に
始まるレースを待ち焦がれている観客にアピールして欲しいと期待している。
6年前 Boardman は全く予想外にも、1967年の Tommy Simpson 以来始めての英国
人として最初の3日間マイヨジョーヌを着続けた。
"あの頃は本当に自分がツール
ドフランスで優勝できると信じていた。" と彼は自重するように話す。
"97年、
私は総合3位で山岳に入ったが、思い出すのも嫌な霧の中の落車以来全く旨く走
れなくなった。"
"叶わぬ野望と知っているから、今シーズンをもって引退するのに何も思い残す
事はない;
風変わりな表現かも知れないが、私は '自分探しの旅' をしてきたん
だ。
そして自分には物事を発掘する能力があると全ての事から納得した。
与えら
れた天からの才能で、自分で出来る限りの目標を達成し、オリンピック追抜、ツ
ールドフランスのプロローグの優勝、アワーレコード、そして世界選手権等、あ
ちこちで成果を上げた。
私は持てる力の全てを絞り出した。
残りの問題は、どの
様に幕を引くかだけではないか?"
'美しい引き際' の為に、この英国で最も成功した男子自転車選手は、ツールド
フランスプロローグの4回目の優勝 (そして出来る限りマイヨジョーヌを維持す
る)と、1992年バルセロナで獲得した金メダルを9月のシドニーで再び手に入れる
のを目標に掲げ、その後マンチェスターのトラック世界選手権で幾つかのタイト
ルと共に自転車を下り、Sally-Anne の夫として Oscar, 4, George, 5, Harriet, 8,
Edward, 11 のフルタイムの父親となる予定だ。
"多くの運動選手の様にフェードアウトしてゆくのを私は望まない。
何故ならば、
引き際を見据えて自分自身のモティベーションを高めたいからだ。
自尊心のため
にも、私はトップレベルでいたい。
現に私よりも私のチームのボス(Roger Legeay)
がそれを望んでいるに違いない。;
私は今でも辞められる。
それでも満足だが、
彼に対して大きな借りがあるような気がするんだ。
Greg Lemond が早計な行動を
取った時、彼は私を信頼してチームリーダーにした。"
"打ち解けない、近づき難い冷淡な人間" と言われ続けた Boardman は、Chris
Boardman と題した本を出版した:
激しい情熱と共に人を惹付ける広い心とユー
モアで書き上げられた自転車のテキストブック。
"私はこれ以上仕事のために自
転車に乗りたくないが、楽しみのために自転車に乗るつもりだ。"
完全な記事は以下のウェッブページで:
http://www.telegraph.co.uk/et?ac=002359381548908&rtmo=pIMllbhe&atmo=99999999&pg=/et/00/5/15/sophil15.html
Thanks to Laurie Cousins
5月16-21日 GP Cycliste du Midi Libre 仏 UCIクラス2.1 |
ステージ 月日 ルート
1 (5月16日): Palavas - Port-Barcares, 193 km.
2 (5月17日): Port-Barcares - Narbona, 187 km.
3 (5月18日): Cuxac-Cabardes - Decazeville, 188 km.
4 (5月19日): Laguiole, 26 km. ITT.
5 (5月20日): Saint-Geniez d'Olt - L'Esperou, 184,5 km.
6 (5月21日): Le Vigan - Sete, 157 km.
参加チーム:
Telekom, Collstrop, Memory Card, Euskaltel,
Kelme, AG2R, Besson, BigMat,
Bonjour, Cofidis, Credit Agricole, Festina,
Jean Delatour, La Francaise des Jeux, Cantina Tollo, Fassa Bortolo,
Liquigas, Mobilvetta, Benfica, US Postal.