InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
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  インフォチクリズモ 3月23日  http://www.infociclismo.com
  レース
  3月20-24日 Setmana Catalana de Ciclismo スペイン UCIクラス 2.1
ステージ 4:
第4ステージのゴールスプリントを支配し、独の Erik Zabel (Telekom) が今期8勝目、カタラン1週間2つ目のステージ優勝を遂げた。
スペインの Igor Flores とスイスの Beat Zberg が Zabel の後ろでゴールした。
総合リーダーは 変わらず、スペインの Javier Rodriguez Pascual (Kelme) がリードを保ち、こ れに同胞の Santiago Blanco (Vitalicio) が同タイムで付けている。

このステージは殆んど障害となるものがなく、最後の12km個人タイムトライアル を控えているために、Zabel の優勝は全く順当だった。
リーダーの Rodriguez Pascual の Kelme チームは完全に集団をコントロールし、全ての逃げを潰した。
Zabel のチーム Telekom もまた集団スプリントに持ち込むために Kelme の支配 に協力した。

金曜日の最終第5ステージは、二つのセクションに分割して行われる。最初のセ クションは、スタートとゴールが Cerdanyola となる76kmの平坦のロードレース。
2つ目は Montjuic の山岳地域にあるオリンピックサーキットで12kmの個人タイ ムトライアルが行われる。
ステージ 4, Vic  〜 Cerdanyola del Valles, 155.7 km:
  1. Erik Zabel          (GER-Telekom)   3:37:48
  2. Igor Flores         (SPA-Euskaltel)    s.t.
  3. Beat Zberg          (SWI-Rabobank)     s.t.
  4. Ruggero Marzoli     (ITA-Cantina)      s.t.
  5. Laurent Jalabert    (FRA-ONCE)         s.t.
  6. Javier P. Rodriguez (SPA-Kelme)        s.t.
  7. Oscar Mason         (ITA-Mercatone)    s.t.
  8. Axel Merckx         (BEL-Mapei)        s.t.
  9. Orlando Rodrigues   (POR-Banesto)      s.t.
 10. Igor Astarloa       (SPA-Mercatone)    s.t.

総合成績:
  1. Javier P. Rodriguez (SPA-Kelme)    15:27:56
  2. Santiago Blanco     (SPA-Vitalicio)    s.t.
  3. Giuseppe di Grande  (ITA-Festina)      at 4
  4. Axel Merckx         (BEL-Mapei)        s.t.
  5. Laurent Jalabert    (FRA-ONCE)         s.t.
  6. Gabrielle Colombo   (ITA-Cantina)      s.t.
  7. Michael Boogerd     (HOL-Rabobank)     s.t.
  8. Javier Pascual      (SPA-Kelme)        s.t.
  9. Aitor Garmendia     (SPA-Banesto)      s.t.
 10. Francisco Cabello   (SPA-Kelme)        s.t.

山岳賞          : Michael Boogerd (HOL-Rabobank)    42 ポイント
ホットスポット賞: Antonio Flecha  (SPA-Fuenlabrada) 10 ポイント
総合ポイント賞  : Erik Zabel      (GER-Telekom)     53 ポイント
チーム賞        : Kelme           (SPA)             46:23:56
  3月22-26日 Settimana Ciclistica Internazionale 伊 UCIクラス 2.4
ステージ 2:
Chianciano と Montecatini 間244kmの第2ステージのゴールスプ リントを制した伊の Paolo Bettini (Mapei) が新しい総合リーダーとなった。
同胞の Oscar Cavagnis (Alexia) からリーダーの座を奪った Bettini は、ゴー ルスプリントで Ivan Basso と Davide Rebellin を下した。
ステージ 2, Chianciano 〜 Montecatini, 244 km:
  1. Paolo Bettini   (ITA) 6:14:39
  2. Ivan Basso      (ITA)    s.t.
  3. Davide Rebellin (ITA)    s.t.
  4. Danilo Di Luca  (ITA)    s.t.
  5. Dario Frigo     (ITA)    s.t.

総合成績:
  1. Paolo Bettini   (ITA) 9:58:27
  2. Davide Rebellin (ITA)   at 01
  3. Ivan Basso      (ITA)   at 02
  4. Marco Velo      (ITA)   at 05
  5. Wladimir Belli  (ITA)    s.t.
  3月22日-4月1日 Vuelta Ciclista de Chile チリ UCIクラス 2.5
予告: アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ、米、伊、独そしてチリ から全104選手が参加し、1,514.3kmで争われる。
第23回大会は木曜日の4kmタイ ムトライアルプロローグで開始され、全10ステージが予定されている。
参加チーム:
アルゼンチン: Crush Entre Rios
伊          : Sintofarm
独          : Agro-Adler
ブラジル    : Caloi de Brasil
コロンビア  : Aguardiente Nectar
メキシコ    : National Selection
米          : 7 UP/Colorado Cyclist
チリ        : eleven teams.

優勝者:
1976: Giovanni Fedrigo,      Italy
1977: Antonio Londono,       Colombia
1978: Norberto Caceres,      Colombia
1979: Alfonso Flores,        Colombia
1980: Plinio Casas,          Colombia
1981: Marc Sommers,          Belgium
1982: Julio Alberto Rubiano, Colombia
1983: Roberto Munoz,         Chile
1984: Renan Ferraro,         Brazil
1985: Federico Moreira,      Uruguay
1986: Jose Dario Hernandez,  Colombia
1987: Peter Tormen,          Chile
1988: Fernando Vera,         Chile
1989: Julio Cesar Ortegon,   Colombia
1990: Sergei Sujoruchenko,   Russia
1991: Pavel Tonkov,          Russia
1993 & 1994: Wasn't held because of economic problems.
1995: Ricardo Mesa,          Colombia
1996: Cristopher Moreau,     France
1997: Patrick Halgand,       France
1998: Yuri Surkov,           Russia
1995: Ricardo Mesa,          Colombia
1998: Jose Ramon Uriarte,    Spain
1999: Luis Sepulveda,        Chile
  ニュース
  LANCE ARMSTRONG の対談
昨年のツールドフランス優勝者 Lance Armstrong は US ポスタルサービスの最 新のチームバスの中にいるが、その様には見えない。
彼を待ち受ける者は誰も居 らず、急に彼が外に出て、自転車に向かっても動きを妨げられることもなかった。
誰もサインや写真をねだらす、唯彼を見つめている。彼のことを知っているのだ ろうか?そして彼の心のなかに浮かぶものは?

"昨年のこの時期に比べたら、調子は良いよ。
それは、今年のバレンシア一周に 出ているだろう。あそこで気管支炎になってしまって、調整が遅れたんだ。
昨年 私はカタラン一週間の第2ステージで棄権し、その後3週間レースに出なかった。
これらのことから、今年の方が昨年よりましだと言えるんだ。このレースには距 離を走るために来ているから、完走したいと考えているよ。
平坦のステージなら ば、少しは先頭で無理もできるが、登りになると自分のペースで走らなければな らない。"

Armstrong は理想体重から2kg重いと認めているが、彼のスポーツディレクター Johan Bruyneel によると3kgオーバーらしい。
実際は、4kgオーバーと考えるの が妥当ではないか。
"心配してないね、これが今シーズン7レース目さ。" と彼は 受け合った。

Bruyneel は、Armstrong が Vuelta al Pais Vasco, Vuelta a Aragon に練習に 行き、その後 Amstel Gold Race の優勝を賭けて厳しい勝負に挑むと語っている。
今シーズンの彼の唯一つの目標はツールドフランス。
Lance はこのレース2勝目 を望んでおり、シーズン全てをこのために注いでいる。
"Lance が調子を上げれ ば、私達は満足さ。私達には山岳に十分な選手が居らず、彼は今年 US ポスタル の増強をなぜ考えないのだと言った。
昨年の予算をみてそれはとても容易ではな かったが、チームを16選手から19選手に増やしたんだ。" と Bruyneel は語る。

ツールで Pantani が主要なライバルになるとしても、Lance は Pantani に降り 懸かった事件に気をもんでいる。
"どんな気持か想像できるんだ。自分も何度か レースから離れた時期があるし、あるレベルにに戻すのはとても難しい。
多分、 彼の頭の中で何かがはっきりと事実を認めるのを拒んでいるのだろう。
彼に対す る私の思いは、この混乱を克服することだ。
最後には、彼はきっとこれを達成で きると思っている。"


Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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