InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
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  インフォチクリズモ 3月24日  http://www.infociclismo.com
  レース
  3月20-24日 Setmana Catalana de Ciclismo スペイン UCIクラス 2.1
STAGE 5A:
朝のセクションはスプリントで決し、エストニアの Jan Kirsipuu (Ag2R) が優勝して Erik Zabel の3連続ステージ優勝を防いだ。
Kelme はこのステージ の間、可能性のある全ての逃げを潰したため、最高でも続いたのはデンマークの Jacob Rasmussen が単独で逃げた10kmだった。
レースの後半は、スプリンターを擁 するチーム、特に Zabel の Telekom が動いたが、このチームのボスはチームの セットアップを活用できなかった。
1999年16勝の最多勝利選手、そして今年7勝 を重ねている Kirsipuu がこのステージを取った。
ステージ 5A, Cerdanyola スタート及びゴール, 76 km:
  1. Jan Kirsipuu    (EST-AG2)             1.43:04
  2. Erik Zabel      (GER-Telekom)
  3. Marcel Wust     (GER-Festina)
  4. Ivan Quaranta   (ITA-Mobilvetta)
  5. Igor Astarloa   (SPA-Mercatone)
  6. Glenn Magnusson (SWE-Farm Frites)
  7. Alain Turicchia (ITA-Amica)
  8. Aart Vierhouten (HOL-Rabobank)
  9. Mauro Gerosa    (ITA-Amica)
 10. Igor Flores     (SPA-Euskatel)      全同タイム
ステージ 5B:
最終ステージとなる12kmの個人タイムトライアルを、仏の Laurent Jalabert (ONCE DB) が優勝し、Setmana Catalana の総合優勝を飾った。
先月地 中海一周で優勝した Jalabert は独の Andrea Kloden よりも6秒、それ迄のリー ダー、スペインの Javier Pascual Rodriguez よりも26秒早くゴールした。
Jalabert と共に表彰台に登ったのは、Pascual Rodriguez と伊の Giuseppe di Grande で 各々3位と3位。
露の Serguei Smetanine がホットスポット賞、独の Zabel が総 合ポイント賞、山岳賞は Michael Boogerd が握っていたものの個人タイムトラ イアルで落車して棄権したため露の Ivanov に渡った。チーム賞は ONCE へ。

Jalabert は日に日に調子を上げて上位でゴールしていたため、彼の優勝はフロ ックではない。
彼の最も接近したライバル Michael Boogerd は最後のタイムト ライアルで落車し、鎖骨骨折の疑いで棄権した。

先日のパリ-ニースの優勝者、独の Andreas Kloden が、序盤に参照タイムを叩 き出し、優勝候補達は予想していたよりも危機が高まり、一生懸命頑張った。
ステージ 5B, Barcelona 個人タイムトライアル, 12km:
  1. Laurent Jalabert     (FRA-ONCE)           16:11
  2. Andreas Kloden       (GER-Telekom)        at  6
  3. David Canada         (SPA-ONCE)           at 24
  4. Giuseppe Di Grande   (ITA-Festina)        at 26
  5. Javier Pascual       (ESP-Kelme)          at 29
  6. Gabriele Colombo     (ITA-Cantina)        at 30
  7. Tyler Hamilton       (USA-USP)            at 31
  8. Christian Vandevelde (USA-USP)            at 35
  9. Grischa Niermann     (GER-Rabobank)        s.t.
 10. Santiago Blanco      (SPA-Vitalicio)      at 37

最終総合成績:
 1. Laurent Jalabert       (FRA-ONCE)       17:27:15
 2. Javier Pascual         (SPA-Kelme)         at 25
 3. Giuseppe Di Grande     (ITA-Festina)       at 26
 4. Gabriele Colombo       (ITA-Cantina)       at 30
 5. Andreas Kloden         (GER-Telekom)       at 32
 6. Santiago Blanco        (SPA-Vitalicio)     at 33
 7. Axel Merckx            (BEL-Mapei)         at 40
 8. Aitor Garmendia        (SPA-Banesto)       at 42
 9. David Canada           (SPA-ONCE)          at 50
10. Javier P. Llorente     (SPA-Kelme)         at 53
  3月22-26日 Settimana Ciclistica Internazionale 伊 UCIクラス 2.4
  "Memorial Cecchi Gori"
ステージ 3, Montecatini Terme 〜 Ferrara, 180 km:
  1) Enrico Degano       (Ita-Panaria)     4h39'37"
  2) Lars Teutenberg     (Ger)                s.t.
  3) Massimiliano Mori   (Ita)                s.t.
  4) Andris Nauduz       (Let)                s.t.
  5) Giancarlo Raimondi  (Ita)                s.t.

総合成績:
  1) Paolo Bettini      (Ita)  14h38'04"
  2) Wladimir Belli     (Ita)  14h38'09"
  3) Marco Velo         (Ita)  14h38'13"
  4) Pascal Richard     (Swi)  14h38'13"
  5) Davide Rebellin    (Ita)  14h38'18"
  3月22日-4月1日 Vuelta Ciclista de Chile チリ UCIクラス 2.5
プロローグ及び総合成績, 4 km:
1.   Steve Speaks   (US, 7UP Colorado Cyclist) 4:32.81
2.   Luis Sepulveda (Chile, Publiguias Trek)   4:34.93
3.   Enzo Cesario   (Chile, Ekono)             4:37.21

ステージ 1, Santiago 〜 Los Andes, 110km: 未入手
  3月20-26日 Tour de Normandie 仏 UCIクラス 2.5
Tour of Normandie の結果は Velomania より引用:
http://velomania.waika9.com/velomania/2000/elite1/resultats/tnormandie.html
ステージ 1, Mery-Corbon - Forges-les-Eaux (212 km):
 1 YON Jean-Philippe  (Fra) VC Rouen 76    5h11'50"
 2 FOURE Sebastien    (Fra) Normandie           01"
 3 KRISTENSEN Lennie  (Dan) Team Fakta          02"
 4 KRYGER Martin      (Dan) Team Fakta          17"
 5 LEWANDOWSKI Marcin (Pol) Legia Siemens       m.t
 6 ERZEN Milan        (Slo) KRKA Slovenije      m.t
 7 BACKSTEDT Magnus   (Sue) Credit Agricole     m.t
 8 FLAMMANG Tom       (Lux) Cofidis             m.t
 9 CAPELLE Christophe       Big Mat             m.t
10 MURN Uros          (Slo) KRKA Slovenije      m.t

ステージ 2: Forges-les-Eaux - Elbeuf (151 km)
 1 SWEET Jay          (Aus) Big Mat-Auber 93   3h22'42"
 2 MARKOV Alexei      (Rus) Lokosphinx             m.t
 3 PERRAUDEAU Olivier (Fra) Bonjour                m.t
 4 LEMBO Eddy         (Fra) Jean Delatour          m.t
 5 FLAMMANG Tom       (Lux) Cofidis                m.t
 6 BACKSTEDT Magnus   (Sue) Credit Agricole        m.t
 7 PENCOLE Franck     (Fra) Credit Agricole        m.t
 8 LEGRIX Benoit      (Fra) Normandie              m.t
 9 LEWANDOWSKI Marcin (Pol) Legia Siemens          m.t
10 CHOTARD Laurent    (Fra) CC Nogent-sur-Oise     m.t

2ステージ後の総合成績:
 1 KRISTENSEN Lennie  (Dan) Team Fakta         8h41'32"
 2 BALCIUNAS Linas    (Lit) St-Quentin - Oktos       9"
 3 MARKOV Alexei      (Rus) Lokosphinx              10"
 4 FINOT Frederic     (Fra) Credit Agricole         11"
 5 MORIN Anthony      (Fra) Credit Agricole         14"
 6 BACKSTEDT Magnus   (Sue) Credit Agricole         16"
 7 LE BOULANGER Yoann (Fra) Cofidis                 17"
 8 KRAFFT Stephane    (Fra) Cofidis                 18"
 9 NEUVILLE Jerome    (Fra) Credit Agricole         19"
10 AUGER Guillaume    (Fra) Big Mat-Auber 93        20"
完全な結果は Velomania のウェッブサイトへ: http://velomania.waika9.com/velomania/

  ニュース
  欧州情報 (Bart Van Hoorebeeck 提供)
  木曜日の欧州情報
* Tchmil の険悪な雰囲気:
水曜日の Dwars door Vlaanderen (フランドル政府 によって支援されている新しいレース) の落車の原因は Andrei Tchmil だった。 完全なスプリントに入って、彼は Jo Planckaert の左側に一撃を加えた。
これ によって彼はバランスを崩し逆側に寄ったところ、ここに Steels が突っ込んで きた。
Tchmil は片手でハンドルバーを持っていたために落車し、他の3選手も道 連れにした。

Tchmil は非常に怒った様子でゴールラインを歩いて越えた。
彼は明らかに誰か を捜していたが、Cofidis のバスを見つけられなかった。
彼はその後、Planckaert が彼のサドルを引いたと公言した。
審判団はテレビの画像と Tchmil の動きしか 見ておらず、彼はレースから除外され、少額の罰金を受けた。(それにしても彼 は自転車もヘルメットもなくゴールしたので、結果には残らない)


* Bruylandts 移籍進行中:
カタロニアでヘマトクリットの許容値の超過が検出 された Dave Bruylandts に対して Farm Frites は明らかに寛容な態度を見せて いない。
彼等は旧TVMの悪い噂に関して非常に敏感になっている。
このチームに とって、ツールが非常に重要であり、先の検査結果が再検査によって確認されれ ば、Bruylandts のクビは間違いない。
チームが既に Leblanc に選ばれているに せよ、ドーピングポリシーに抵触するチームは基本的に除外されるといった参加 条項を彼等は計算に入れなければならない。
Bruylandt は既に彼の前のチームの Palmans の監督 Walter Planckaert と契約を結んでいる。
もし彼が放り出され れば、直ちに彼はこのチームに合流するだろう。


  金曜日の欧州情報
* VDB 病気:
Frank Vandenbroucke はM-SRで風邪を引いた。彼は少し熱があった ものの、Dwars door Vlaanderen を走ったが、多分週末のレースはスキップする だろう。
彼の手首も未だ完全には直っていない。
従って彼はフランドルとパリ- ルーベを忘れざるを得ないかも知れないと脅えている。
こうなった以上、彼はド フィーネとスイス一周を通してツールドフランスの仕事を考えている


* Bruylandts と Farm Frites 別離:
彼等はヘマトクリットの再検査を待たずし て、相互に契約の無効を確認した。
これは確かに Farm Frites にとって適切な 解決策。
彼等は法的弱者の Bruylandts を厄介払いすること無くTdFの参加権を脅 かす根本的な問題を片づけた。
これで Bruylandts は多分Palmans に戻ることに なり、決定的な窮地には陥っていない。


  ULLIRCH クリテリウムインターナショナル棄権:
前ツールドフランス優勝者 Jan Ullrich は調子の回復に躓いており、今週末仏 であるクリテリウムインターナショナルから引き上げることにした。
この Telekom の選手は先週の土曜日のミラノ-サンレモも逃している。
"現在私は短くて早いレ ースよりも長いレースに出る必要がある。" 胃のウィルスを克服し、水曜日から 練習を再開した独の Ullrich は木曜日にこう語った。

Telekom のスポーツディレクター Walter Godefroot は、今年のツールで Ullrich が最高の調子で挑む自信があると語っている。
"彼は昨年のこの時期に比べれば 良い状態にある。" と彼は語った。
1997年 Ullrich はツール優勝、1998年伊の Marco Pantani に続いて2位。昨年は怪我のため彼はツールを逃した。


  PANTANI 家を出る:
今週の月曜日無期限の活動停止を報告した伊の Marco Pantani は、心理的治療 を始めるために Cesenatico の自宅を後にした。
Pantani の代理人 Manuela Ronchi はこの様に語っている。:
"Marco は Cesenatico を後にしたが、我々が言える 唯一つの事は、彼のプライバシーを守りたいという事だ。
彼は落ち着いて自分の 将来を考えるために、馴染んだ環境から離れた。
彼に掛る緊張や圧力から逃れる ためだ。"
しかし、1995年ミラノ - トリノの試合後の事故で確認された高ヘマト クリット値の調査を行っている判事 Michele Leoni の居る Forli に、4月17日 Pantani は現われなければならない。


Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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