InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
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  インフォチクリズモ 3月21日  http://www.infociclismo.com
  レース
  3月20-24日 Setmana Catalana de Ciclismo スペイン UCIクラス 2.1
ステージ 2:
伊の Gabriele Colombo (Cantina Tollo) は第2ステージのゴール スプリントを制してステージ優勝を飾り、スペインの Javier Pascual Rodriguez (Kelme CB) が総合リーダーとなった。
この日の優勝は Colombo に行ったが、主 役は別に存在した。
この日のスタート前、世界チャンピオン Oscar Freire は、 左脚の痛みを訴え棄権、ベルギーの Dave Bruulandts (Farm Frites) は高ヘマ トクリットを理由に出走を許されなかった。

レース中、スペインの Juan Antonio Flecha 及び伊の Giuseppe di Fresco と Alessandro Baronti が5km地点から逃げ、96km地点で集団に8分18秒差をつけた が、最初に125km地点で Di Fresco が、そしてゴール迄6km地点で Baronti と Flecha が捕まった。
僅差のゴールスプリントで、Colombo はチームメイトであ り同胞の Ruggero Marzoli とスイスの Beat Zberg を押さえて最も早くゴール に飛込んだ。
第1ステージで優勝し、総合リーダーだったベネズエラの Unai Etxebarria は山岳で Jose Maria Jimenez や Fernando Escartin の様に大きく 遅れた。
ステージ 2, Lloret de Mar 〜 Enmpuriabrava, 170.7 km:
  1. Gabriele Colombo         (ITA-Cantina) 4:11:20 平均 40.7 km/h
  2. Ruggero Marzoli          (ITA-Cantina)    s.t.
  3. Beat Zberg               (SWI-Rabobank)   s.t.
  4. Giuseppe di Grande       (ITA-Festina)    s.t.
  5. Javier Pascual Rodriguez (SPA-Kelme)      s.t.
  6. Orlando Rodrigues        (POR)            s.t.
  7. Jaime Hernandez          (SPA)            s.t.
  8. Andreas Kloden           (GER)            s.t.
  9. Manuel Fernandez         (SPA)            s.t.
 10. Juan Carlos Vicario      (SPA)            s.t.

総合成績:
  1. J. Pascual Rodriguez     (SPA-Kelme)   7:29:19
  2. Santiago Blanco          (SPA-Vitalicio)  s.t.
  3. Gabriele Colombo         (ITA-Cantina)   at 04
  4. Giuseppe di Grande       (ITA-Festina)    s.t.
  5. Axel Merckx              (BEL-Mapei)      s.t.
  6. Michael Boogerd          (HOL-Rabobank)   s.t.
  7. J. Pascual Llorente      (SPA-Kelme)      s.t.
  8. Laurent Jalabert         (FRA-ONCE)       s.t.
  9. Aitor Garmendia          (SPA-Banesto)    s.t.
 10. Francisco Cabello        (ESP-Kelme)      m.t.
  3月20日 Giro di Campania 伊
1° Dario Frigo      (Fassa Bortolo)
2° Oscar Cavagnis   (Alexia Alluminio) s.t.
3° Rodolfo Massi    (Cantina Tollo)    s.t.
4° Volodomir Gustov (Fassa Bortolo)    s.t.
5° Domenico Romano  (Panaria Gaerne)   s.t.
  ニュース
  欧州情報 Bart Van Hoorebeeck 提供
医師達忌憚無く語る:
Mapei の医師 Vanmol はインタビューに答えて以下のように語った: "
プロ自転 車選手の中で、EPOの使用は減少したが、無くなっていない。完全なコントロー ルは幻覚に過ぎない。
安全で、検知できず、効果的な物質の使用からどうやって 選手達を制限できる?
これはまた私のチーム内に、自分自身でこの様な薬物を摂 取する選手がいても締め出せないことを意味する。"

98年のツール事件の後収監された、前 Festina の医師 Ryckaert も記者会見を 行った。
翌週この状況に対して彼の見解を述べた本(オランダ語)が 記者 Hans Vandeweghe の著によって出版される予定。
Ryckaert の健康状態は悪く、肺癌が 進行しており、脳に転移している。
インタビューに於て:
"80年代の心臓発作に よる死亡は、EPOと全く関係ない。もしドーピングが原因だとすれば、アナボリ ックやコルティゾーンが責められるべきだ。
シーズン初期の注意深い治療によっ て、厳しいレース期間中 Festina の選手は回復が早かったので、危険なコルテ ィゾーンを使った事は一度もなかった。
何度か成長ホルモンの一種 IGF 1 は使 った。
倫理はゲームであり、トップスポーツは産業だ。
肉体はトップスポーツの 危険性に対して武装しなければならない。
EPOはそれに適合している。
現在計画 されているツールに、通常の回復では不可能だ。
20日間ぶっ通しで走るなど誰に もできない。
血液ドーピングの売人は、イタリアのチームから浸透してきた。"


BRUYLANDTS 出場停止:
今日ベルギーの自転車チーム Farm Frites は、彼等のベルギー選手 Dave Bruylandts がカタラン一週間でヘマトクリットの許容値50%を越えたことを受け て、直ちに彼を出場停止処分にした。
Bruylandts は、既にUCIによって15日間の 出場停止処分を受けている。
Farm Frites チームは、この選手にチーム独自の医 療検査を行い、もし事実が確認されれば、彼との契約を無効にする。


Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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