InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
Frank Gonzalez氏と東郷幹男氏に感謝します。
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  インフォチクリズモ 3月15日  http://www.infociclismo.com
  レース
  3月8-15日 Tirreno - Adriatico イタリア UCIクラス 2.HC クラッシック
ステージ 8:
水曜日、最終の第8ステージはスプリントを制したラトビアの Romans Vainsteins (Vini Caldirola) が優勝し、第35回ティレノ-アドリアティコは、 スペインの Abraham Olano (ONCE) が総合優勝した。

Vainteins に続いて伊の Mario Cipollini と独の Erik Zabel が夫々2位3位で ゴールした。
1966年に始まったこのレースの歴史上、1991年にやはり ONCE で走 っていた Herminio Diaz Zabala が優勝して以来、スペイン人が総合優勝するの は2回目となる。

今日動いたのは、ステージ優勝を狙う総合成績下位の選手だけだった。
それで露 の Vitaly Kokorin と伊の Diego Ferrari 及び Gianluca Sironi が108km地点で 逃げ、最大2分10秒の差をつけたが、ゴール手前4km地点で捕まった。
ゴールスプ リントは Vainsteins が Cipollini を数cmの差でかわして優勝した。Olano は、 集団の真ん中36位でゴールした。
ステージ 8, S. Benedetto-S. Benedetto, 166 km:
 1. Romans Vainstein  (Lat) 4.34'52' 5
 2. Mario Cipollini   (Ita) s.t.
 3. Lars Michaelsen   (Den) s.t.
 4. Erik Zabel        (Ger) s.t.
 5. Jorome Blijlevens (Hol) s.t.
 6. Marcus Zberg      (Swi) s.t.
 7. Gabriele Balducci (Ita) s.t.
 8. Andreas Klier     (Ger) s.t.
 9. Thor Hushovd      (Nor) s.t.
10. Robert Hunter     (Rsa) s.t.
11. Ciaran Power      (Irl) s.t.
12. Kurt Arvesen      (Nor) s.t.

総合成績:
 1 Abraham OLANO         ESP Once           33h17'36
 2 Jan HRUSKA            RTC Vitalicio        at 10"
 3 Juan Carlos DOMINGUEZ SPA Vitalicio        at 18"
 4 Laurent JALABERT      FRA Once             at 38"
 5 Marco SERPELLINI      ITA Lampre           at 46"
 6  Jens VOIGT           ALL Credit Agricole  at 52"
 7 Marc WAUTERS          BEL Rabobank         at 55"
 8 Davide ROMERO PLAZA   SPA Festina        at 1'02"
 9 Gabriele COLOMBO      ITA Cantina Tollo  at 1'04"
10 Romans VAINSTENS      LET Vini Caldirola at 1'23"
  3月15-18日 GP Portugal Telecom ポルトガル UCIクラス2.4
ステージ 1: Oeiras と Marinha Grande 間194.8kmで行われた第1ステージは、 オランダの Max van Heeswijk (Mapei) が優勝して最初の総合リーダーとなった。
彼に続きスペインの Angel Edo (Maia/MSS) が2位でゴールした。
ステージ 1, Oerias 〜 Marinha:
  1. Max van Heeswijk    (HOL/Mapei)       4:56.32
  2. Angel Edo           (SPA/Maia-MSS)      at  4
  3. Saulius Sarkauskas  (LIT/LA Pecol)      at  6
  4. Javier Llamas       (Porta da Ravessa)  at  8
  5. Pedro Martins       (POR/Gresco-Tavira) at  9
  6. Candido Barbosa     (POR/Banesto)       at 10
  7. J. Alberto Martinez (SPA/Kelme)          s.t.
  8. Volker Ordowski     (GER/Gerolsteiner)   s.t.
  9. Orlando Rodrigues   (POR/Banesto)        s.t.
 10. German Nieto        (SPA/Fuenlabrada)    s.t.
  ニュース
  欧州情報 (Bart Van Hoorebeeck 提供)
* Durand Lotto と衝突:
Jacky Durand はミラノ-サンレモのチームから外された。
言葉遣いに非常に慎重 なチーム監督 Jef Braeckevelt は以下のように語っている。:
"彼の高収入を考 慮すれば、我々に対してそれ以上の働きをしていない。今シーズン末にはチーム を辞めることになるだろう。"

昨年メジャーツールの一つヴエルタで、彼は Lotto に初めてリーダージャージ をプレゼントし、常に攻撃的に走っていた。


* Steels ミラノ-サンレモに選ばれず:
チーム監督 Lefevre: "私はスプリンタ ー一人 Freire を選んだ。彼は100%の調子だし、ティレノ-アドリアティコの丘 のゴールで Zabel と Vainsteins を退けた。
サンレモでチャンスが欲しければ、 Tom は110%になる必要がある。
しかし、フランドルやパリ-ルーベでは、チーム にとって彼は非常に重要なメンバーだ。"
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  DAVIDE REBELLIN フランドルで走る:
"私は30位台だった。下りの少し後に捕まったが、Boogerd がアタックするとは 思わなかったよ。度肝を抜かれたぜ。
ゴールに向けて何の問題もなく調子良く走 っていたのに悔しいよ。" とティレノ-アドリアティコで総合リーダーの Olano に何度となく攻撃を仕掛け、引き摺り下ろそうとした Davide Rebellin はこう 説明した。
今年の彼のチーム、 Liquigas-Pata は初めてフランドルに参加する。
スポーツ ディレクター Amadio は春の目標の一つとしてこのレースに取り組む決心をした。
サンレモの後、Rebellin は Cecchi Gori 記念レースに挑む。
その後彼等は、こ こ数年 Rebellin がやっていたように Vuelta al Pais Vasco に参加する予定だ ったが、招待されなかったのでフランドルの'壁'を試すアイデアが生まれた。


  DI LUCA へとへとに
Danilo Di Luca はティレノ-アドリアティコを棄権する原因となった腹痛から回 復することができないでいる。
この Cantina Tollo の選手は現在休養を取って おり、火曜日に自転車に戻る予定。
Gabriele Colombo が良く踏めており、昨日 優勝候補に混じってゴールすることができた。


  BALDO 追放
Filippo Baldo (Mobilvetta-Rossin) は、ティレノアドリアティコで他のチーム の車両に引いてもらったために、審判団によって追放された。

  SAECO-VALLI&VALLI
Saeco Valli&Valli チームの Paolo Savoldelli と Salvatore Commesso は、Mario Cipollini と並んでミラノ-サンレモに強襲を仕掛ける。
このチームはまた Massimiliano Mori, Alessio Galletti, Pavel Padrnos, Mario Scirea を連れ て行く。
ティレノ-アドリアティコで風邪をひいた Giuseppe Calcaterra の回復 が思わしくない場合、最後の席は Moldavian Igor Pugaci が埋めることになる。


  ZARRABEITIA も行く
ミラノ-サンレモに、Once-Deutsche Bank チームは昨日ティレノ-アドリアティ コを棄権した Isidro Nozal Vega の代りにスペインの Mikel Zarrabeitia を連 れて行く。

  ライオン王:
ミラノ-サンレモ迄3日間を残し、Mario Cipollini の調子が良いという情報が入 っている。
"ソレントのスタート(ティレノ-アドリアティコ)はインフルエンザで 辛かったが、ずいぶん良くなったよ。" 昨日のとても厳しいステージで、Cipollini は 27分55秒遅れの集団で Ballerini と Ullrich と共にゴールした。
"皆がやっ ていたように棄権する方が簡単だったが、それほど疲れていなかったから厳しい 道を選んだのさ。
これで今週は一仕事したのを確認できたし、後はサンレモに向 けて心の準備はできた。" と Cipo は振り返った。
12シーズンを過ぎ、32才の Cipollini はこの春のクラッシックの対処の仕方を心得ている。:
"レースには 落ち着いて臨めるだろう。このレースの責任を負うつもりはない、それは Telekom, Mapei, Once が果すべきだ。私はただ彼等の後ろに付いて行かねばならないが。"
1994年 Furlan が優勝した年に2位だった Mario はこのレースに強い思い入れが ある。:
"誰が美しいレース、サンレモのことを考えないで300-kmもの練習ライ ドが出来ると思う? 私は集中してこのレースにのめり込んでいる。経験も沢山あ る。
何が起ってもおかしくないんだ、だからその機会を絶対に逃さない。経験の 先にあるのは勘だけが頼りだ。"

Jalabert, Freire と Zabel:
ティレノ-アドリアティコは多くの優勝候補のグラウンドだ。
Cipollini は他の 選手の名前を上げている。: "Museeuw。プロ選手の中で彼が最も強い選手じゃな いか。もしここ数日の彼の登りの走りを見たら、物凄いインパクトを受けるよ。
彼は登りで一番後ろに位置取っているのに、全ての逃げを簡単に捕まえてしまう。"
Cipollini は話を展開させる: "Jalabert も確かだ。登りで誰にも負けない。; Zabel も必ずそこにいる, Freire は優勝したし強いが、彼はサンレモを走った ことがないのでそれが弱点だろう。"
そして伊選手は? "Rebellin も悪くない, Bartoli は段々調子を上げているが、Mapei がどの様な作戦を取るか解らない。 それが結果を左右するだろう。:
しかし彼は要注意人物だね。"


  FREIRE の夢:
土曜日、世界チャンピオン Oscar Freire は優勝候補の一人として、彼の夢のワ ールドカップレースシリーズの初戦ミラノ-サンレモを走る。
ティレノ-アドリア ティコで2ステージに優勝した Freire は、その素晴らしい好調の中デビューを 果たすだろう。
現在の好調を維持するために、彼は火曜日に幾人かのチームメイ トと共に最後の60kmのライドを行った。
Freire は "ラ・プリマベーラ" にチーム メイトの Michele Bartoli, Paolo Bettini, Paolo Fornaciari, Johan Museeuw, Wilfied Peeters, Andrea Tafi そして Stefano Zanini といったクラッシック スペシャリストで固められた超豪華軍団と共に出場する。
Mapei は選手のために コースの下見用のヘリコプターをチャーターするらしい。


Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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