ツール公式ウェッブサイト: http://www.letour.fr/
US ポスタルサービスサイクリングチームの最新情報は
:http://www.uspsprocycling.com
ステージ 8:
ツールドフランス第8ステージは、オランダの Erik Dekker がステ
ージ優勝し、伊の Alberto Elli がマイヨジョーヌを守っている。
Rabobank チ
ームで走る Dekker はリモージュから202kmのこのステージを4時間22分14秒で走
った。
52秒遅れて仏の Jan Xavier が、そして残り172選手がゴール。
大集団内
43位でゴールした Elli が総合リードを守っており、12秒差で仏の Fabrice
Gougot が追っている。
Gougot の今日の順位は37位。
スペインの Vicente Garcia-Costa が Dekker より56秒遅れて3位でゴール。
彼は4選手の集団でゴール。この集団には米の Fred Rodriguez も入っており、
トップのオランダ選手から58秒遅れ。
今日のタイムによって、Rodriguez は総合
上位15位以内の11位に上昇した。
昨日2年ぶりに仏にツールドフランスのステー
ジ優勝を捧げた Christophe Agnolutto は、今日期待外れの144位でゴール。
米のディフェンディングチャンピオン Lance Armstrong は5分42秒遅れの66位で
ゴールを割った。
彼は Elli から約6分遅れの6位から16位に転落。
日曜日の第9
ステージは Agen から Dax 迄の180km。
ステージ 8, Limoges 〜 Villeneuve-sur-Lot, 203.5 km:
1. Erik Dekker (HOL/Rabobank) 4:22:14
2. Xavier Jan (FRA/Francaise) at 00:52
3. Vicente Garcia-Acosta (SPA/Banesto) 00:56
4. Fred Rodriguez (USA/Mapei) 00:58
5. Dario Pieri (ITA/Saeco) 00:58
6. Bart Voskamp (HOL/Polti) 00:58
7. Didier Rous (FRA/Bonjour) 00:58
8. Mauro Radaelli (ITA/Caldirola) 01:36
9. Nicolay Bo Larsen (DEN/Memorycard) 01:36
10. Michael Sandstod (DEN/Memorycard) 01:43
11. Massimiliano Mori (ITA/Saeco) 02:00
12. Jens Voigt (GER/C.Agricole) 02:03
13. Jan Boven (HOL/Rabobank) 02:03
14. Gilles Maignan (FRA/AG2R) 02:03
15. Giuseppe Guerini (ITA/Telekom) 02:03
16. Pascal Lino (FRA/Festina) 02:03
17. Marcel Wust (GER/Festina) 05:42
18. Damien Nazon (FRA/Bonjour) 05:42
19. Erik Zabel (GER/Telekom) 05:42
20. Zoran Klemencic (SLO/Caldirola) 05:42
総合成績:
1. Alberto Elli (ITA/Telekom) 28:39:28
2. Fabrice Gougot (FRA/Credit Agricole) at 12
3. Marc Wauters (BEL/Rabobank) 1:17
4. Pascal Chanteur (FRA/AG2R) 2:56
5. Jose Luis Arrieta (SPA/Banesto) 3:08
6. Jens Voigt (GER/Credit Agricole) 3:17
7. Jacky Durand (FRA/Lotto) 3:21
8. Salvatore Commesso (ITA/Saeco) 3:52
9. Servais Knaven (NED/Farm Frites) 4:31
10. Arvis Piziks (LAT/Memori Card) 4:38
11. Fred Rodriguez (USA/Mapei) 4:46
12. Giuseppe Guerini (ITA/Telekom) 5:25
13. Jan Boven (NED/Rabobank) 5:33
14. Laurent Jalabert (FRA/ONCE) 5:40
15. David Canada (SPA/ONCE) 5:52
16. Lance Armstrong (USA/US Postal) 5:54
17. Abraham Olano (SPA/ONCE) 6:13
18. Emmanuel Magnien (FRA/Francaise) 6:17
19. Viatcheslav Ekimov (RUS/US Postal) 6:23
20. Dario Pieri (ITA/Saeco) 6:24
ステージ 9:
ツールドフランス第9ステージは、Paolo Bettini がステージ優勝
し、これが伊にとって今年初のツールステージ優勝となる。
26才の Bettini は、
ゴールスプリントでベルギーの Geert Verheyen との一騎打ちに勝ち、4時間29分6秒
のタイムで勝ち名乗りを上げた。
スペインの Jose Angel Vidal が3位、続いて
仏の Didier Rous が入った。
この4選手の集団はゴール手前37km地点で大集団を
後にした。
Agen から180kmのほぼ平坦のこのコース終盤で、先頭集団がほぼ捕まった。
独の
Erik Zabel は5位でゴールしたが、優勝者と同タイムだった。
伊の Alberto Elli
が総合リードを守っており、4日間連続でマイヨジョーヌを着続けて月曜日から
の厳しい山岳ステージに挑むこととなった。
Elli は仏の Fabrice Gougot に12秒
差をつけている。
第10ステージは Dax から Lourdes-Hautacamkes 203kmの山岳
ステージとなる。
ステージ 9, Agen 〜 Dax, 181 km:
1. Paolo Bettini (ITA/Mapei) 4h29:06
2. Geert Verheyen (BEL/Lotto) s.t.
3. Jose Angel Vidal (SPA/Kelme) s.t.
4. Didier Rous (FRA/Bon Jour) s.t.
5. Erik Zabel (GER/Telekom) s.t.
6. Romans Vainsteins (LAT/Vini Caldirola) s.t.
7. Enrico Cassani (ITA/Polti s.t.
8. Arvis Piziks (LAT/MemoryCard) s.t.
9. Stefano Zanini (ITA/Mapei) s.t.
10. Zoran Klemencic (SLO/Vini Caldirola) s.t.
11. Jaan Kirsipuu (EST/AG2R) s.t.
12. Jeroen Blijlevens (NED/Polti) s.t.
13. Emmanuel Magnien (FRA/Francaise) s.t.
14. Martin Rittsel (SWE/Memori Card) s.t.
15. Tom Steels (BEL/Mapei) s.t.
16. Steffen Wesemann (GER/Telekom) s.t.
17. Sebastien Hinault (FRA/Credit Agricole) s.t.
18. Robbie McEwen (AUS/Farm Frites) s.t.
19. Olivier Perraudeau (FRA/Bon Jour) s.t.
20. Magnus Backstedt (SWE/Credit Agricole) s.t.
総合成績:
1. Alberto Elli (ITA/Telekom) 33:08:34
2. Fabrice Gougot (FRA/Credit Agricole) at 12
3. Marc Wauters (BEL/Rabobank) at 1:15
4. Pascal Chanteur (FRA/AG2R) at 2:56
5. Jose Luis Arrieta (ESP/Banesto) at 3:08
6. Jacky Durand (FRA/Lotto) at 3:17
7. Jens Voigt (GER/Credit Agricole) at 3:17
8. Salvatore Commesso (ITA/Saeco) at 3:52
9. Servais Knaven (NED/Farm Frites) at 4:31
10. Arvis Piziks (LAT/Memori Card) at 4:38
11. Fred Rodriguez (USA/Mapei) at 4:46
12. Giuseppe Guerini (ITA/Telekom) at 5:25
13. Jan Boven (NED/Rabobank) at 5:33
14. Laurent Jalabert (FRA/ONCE) at 5:40
15. David Canada (SPA/ONCE) at 5:52
16. Lance Armstrong (USA/US Postal) at 5:54
17. Abraham Olano (SPA/ONCE) at 6:13
18. Emmanuel Magnien (FRA/Francaise) at 6:15
19. Vicente Garcia-Acosta (SPA/Banesto) at 6:25
20. Nicolas Jalabert (FRA/ONCE) at 6:29
ステージ:
(M)=山岳ステージ (MF)=山頂ゴール
(ITT)=個人タイムトライアル (TTT)=チームタイムトライアル
7月, ステージ: コース, 距離
1 1: Futuroscope-Futuroscope, 16.5 km (ITT) (Millar/Millar)
2, 2: Futuroscope-Loudun, 194 km (Steels/Millar)
3, 3: Loudun-Nantes, 161.5 km (Steels/Millar)
4, 4: Nantes-Saint Nazaire, 70 km (TTT) (ONCE/L. Jalabert)
5, 5: Vannes-Vitre, 202 km (Wust/L. Jalabert)
6, 7: Vitre-Tours, 198.5 km (Van Bon/Elli)
7, 8: Tours-Limoges, 205.5 km (Agnolutto/Elli)
8, 9: Limoges-Villeneuve sur Lot, 203.5 km (Dekker/Elli)
9, 9: Agen-Dax, 181 km (Bettini/Elli)
10, 10: Dax-Lourdes Hautacam, 205 km (MF)
11, 11: Bagneres de Bigorre-Revel, 218.5 km
12, 休息日
13, 12: Carpentras-Mont Ventoux, 149 km (MF)
14, 13: Avignon-Draguignan, 185.5 km
15, 14: Draguignan-Briancon, 249.5 km (M)
16, 15: Briancon-Courchevel, 173.5 km (MF)
17, 休息日
18, 16: Courchevel-Morzine, 196.5 km (M)
19, 17: Evian Bains-Lausanne (SWI), 155 km (M)
20, 18: Laussane-Friburg (GER), 246.5 km
21, 19: Frigurg-Mulhouse, 58.5 km (ITT)
22, 20: Belfort-Troyes, 254.5 km
23, 21: Paris-Champs Elysses, Paris, 138 km
| 6月25日-7月9日 Giro d'Italia Femminile 伊 UCIクラス2.9.1 |
ステージ 12a, SEREN DEL GRAPPA - CORDIGNANO, 83.2 km:
1. Debby Mansveld (Ned, Farm Frites) 2:01'03" at 41.239 km/h
2. Oksana Saprykina (Ukr, Michela Fanini Record Rox) s.t.
3. Sara Felloni (Ita, Team Alfa Lum) s.t.
4. Giovanna Troldi (Ita, Edilsavino) s.t.
5. Annette Beutler (Sui, Svizzera) s.t.
6. Goulnara Ivanova (Rus, Acca Due O Lorena) s.t.
7. Alison Wright (Aus, Australia) s.t.
8. Svetlana Boubnenkova (Rus, Edilsavino) s.t.
9. Silvia Zoller (Sui, Svizzera) s.t.
10. Marion Brauen (Sui, Svizzera) s.t.
ステージ 12b: Cordignano, 12.8 km 個人タイムトライアル:
1. Alessandra Cappellotto (ITA) 20:01
2. Valentina Polkhanova (RUS) at 09
3. Svetlana Boubnekova (RUS) at 21
4. Daniela Veronesi (ITA) at 31
5. Pia Sundstedt (FIN) at 35
===
8. Joanne Somarriba (SPA) at 46
総合成績:
1. Joanne Somarriba (SPA)
2. Alessandra Cappellotto (ITA) at 1:19
3. Valentina Polkhanova (RUS) at 1:59
4. Edita Pucinskaite (LIT) at 2:14
5. Svletana Boubnenkova (RUS) at 2:53
ステージ 13, Abano Terme, 97 km:
1. Pia Sundstedt (FIN) 2:17:39 (42,281 km/h)
2. Svetlana Boubnekova (RUS) s.t.
3. Giovanna Troldi (ITA) at 23
4. Alison Wright (AUS) s.t.
5. Sara Felloni (ITA) s.t.
総合成績:
1. Joane Somarriba (SPA) 34h.34:23
2. Alessandra Cappellotto (ITA) at 1:19
3. Valentina Polkhanova (RUS) at 1:59
4. Edita Pucinskaite (LIT) at 2:14
5. Svletana Boubnenkova (RUS) at 2:30
女子ジロデイタリアの公式ウェッブページは: http://www.GIRODONNE.com
今年のツールドフランスを棄権する原因となった事故のために入院している病院
から
Credit Agricole の Stuart O'Grady
ジエンド:
そう私は今ボルドーの病院のベッドに座っている。
このツールドフラ
ンスの最初の一週間後、絶対そこにいると必ずしも思っていた訳ではない。
そう、
私がいつも言っている通り、次のコーナーには何があるか解らない。
小さな文字
で申し訳ないが [Stu は全てを小文字で書いている]、私は片手だけすなわち左
手を手術するだけで済んだ。
だから、この文章を片手で打ち込むのに何れ位時間
がかかるか想像できるだろう。
しかし、ご存じの通りこの文章を書いているのは、
私の2000年ツールドフランスがどの様に終りを迎たのか、正しく貴方方に知って
頂きたいからだ。
簡単に言えば、60kmphで走る私の目の前に "La Francaise de
Jeux" の小さな tossa が横になり、私ができたことと言えば、彼と彼のバイク
で打ち上げられた私の着地が上手くいくように祈ることだけだった。
しかしそれ
は叶わなかった。私は頭と肩からまっ逆さまに落ち、背中とケツで転がった。
な
んにせよ私の Giro のヘルメットには感謝せねばなるまい。
何にも増して役立っ
た。
星が回る状況から気を取り戻すと、直ぐに厄介なことだと気づいた。
肩が耐えら
れない程痛んだ。
1990年以来骨折したことはなかったが、この痛みがそれだと直
ぐに解った。
しかし、右左前を駆け抜けて行く選手達、バイク、ヘリコプター、
代車を持って走り回るメカニック達、大声で叫ぶ人々、そして私。
全ての4文字
言葉を叫んでいた。;
どうにかして自分の自転車に跨がり、道に押し出されたが、
その時には集団は行ってしまっていた。
キャラバンの殆んどは既に先に走り去っ
た後、私の考える事ができたのは、唯一つ集団を捕まえなければという事だけだ
った。
そして直ぐにペダルを踏み付け、ハンドルを引こうとしたら、なにかコリ
ッと音がして痛む。
しかし、その時には棄権という事実を受け入れられなかった。
レースドクターが私の横に着いて、私は痛まない方の腕でこの車に捕り、ドライバ
ーは80kms/hr以上のスピードに加速する。
私の痛む腕はハンドルの上に延びて、
彼は私の肩を調べ始めた。
おおい、自転車がバウンドして暴れるが、コントロー
ルできない。死んじまうぜ!!!
彼は大丈夫だろうと言い、私の口にアスピリンを
ポイと投げ込み、私は踏み始めた。
前方にいた小さな集団を私は捕まえると、この衝突の原因を作った奴もいた。
私
は第一集団が早く見えて、この集団が復帰してスピードが落ちることだけを考え
ながら、暫くハンドルを引くこと無く出来る限りの力でこの集団と一緒に走った。
この様な走りができたのは、アドレナリンと強い思いによるものだと思う。
自転
車に乗ったところでどうにもならないとしても、それがツール、パリに戻りたか
った。
棄権、病院送り、そして "ひどい痣だ" みたいな事を言われるのが、この
世の最悪な出来事の様に思えた。
それが恐ろしかった。希望だけで走っていた。
しかし痛みが段々と決心を鈍らせる、私は連中の一人にゴール迄の距離を聞き、
彼は50kmと答えた!
我々は既に永遠と思えるような長さを走って来た思いだった
し、私は自問自答を始めた。
止めるべきではないか? そしてまた考え、もし止ま
って救急車に今乗れば、多分ゴールまでこの選手の集団にただくっついて行ける
のではないか。
これ以上速く走るなんて出来ない。走っているので精一杯だ。
時
は刻んでいる、終りが来る、直ぐそこに行かねばならない。
私は先頭交代を止め、
全く引ける状態ではなく、唯彼等の後ろについて一つ一つの登りを越えるのがや
っとだった。
若い Jean-Patrick Nazon が登りで私を押してくれたから、この集
団に辛うじてついて行くことが出来た。
多謝! 彼は本当にいい奴だ。
これで皆と
一緒にパリに戻ろうぜといった気分になった。
そして落車の原因となった奴が私
を助けるのではなく、また先頭に戻ってペースを上げ始めた。
野郎、もしハンド
ルから手を放せたならば、あいつに悲鳴をあげるほどの一発を見舞ってやったろ
う。何て奴だ tossa!
90km走って "arrivee" のゲートを潜り、ついに私はやり
遂げた。
私は自転車を降り、チームのバスによろめくように向かい、その場に崩れ落ちた。
一時に全ての痛みが吹き出したようだった。
ハンドルから手を放すと、重みで激
痛が走る。
本当にショックの様だ。
救急車に連れて行かれ、ツールスの病院に担
ぎ込まれた。
病院の殆んどの医師達は、私の体よりも誰がステージ優勝したのか、
私が何回ツールを走ったか等に興味を持っていた。
結局私はレントゲン写真を撮
られ、その結果鎖骨が折れていた。
私の鎖骨は、三分割になっていた。
多分、最
初の衝撃の後、何kmも走ったことが状況を更に悪くしたに違いない。
昨晩手術が
終わり、痛みと不安で新しい夜明けを迎えたが、痛みは思っていたよりも早く引
いた。
骨には両端に一本づつ2本のピンが入り、針金で形を保つために固定され
ている。
再生した奴は頑丈に違いない。
普通は電話でしか話す機会のない両親が
看護のために来てくれたのは嬉しいことだ。
月曜日には退院しなければならない。
その後、15日間はホームトレーナーでの練習。
ロードで3週間。全てを失ったわ
けではない。
今、オリンピックだけが私の心のなかにある。
これだけに集中して全ての力を注
ぎ込む積もりだ。
支援をして下さった方々には本当に感謝している。
どれほど感
謝しているか、言葉には尽くせない。
気を落とさずに、ここ数日はあの日を思い
出すと胸糞が悪かったが、もう前向きに考えるようになった。
Sydney でまたお
会いしよう。
FRG:
2000人以上のインフォチクリズモの読者を代表して、早期の回復をお祈り
する。!
