InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
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  インフォチクリズモ 7月12日  http://www.infociclismo.com
  7月1-23日 ツールドフランス
ツール公式ウェッブサイト: http://www.letour.fr/

US ポスタルサービスサイクリングチーム公式ウェッブページより引用 :http://www.uspsprocycling.com

***ツールドフランスレポート***
  ツール日記:  
ステージ 11 - 7月11日
BAGNERES-DE-BIGORRE - REVEL, 218.5 km
Dan Osipow 仏ツールドフランスより

* 今日の Bagneres-de-Bigorre から Revel 迄の第11ステージで、ツールドフラ ンスにアメリカの自転車競技ファンの暖かい視線が戻ってきた。
218.5kmのこの ステージ中、黄色に包まれた Lance Armstrong と共に、USPS チームは集団の先 頭を固め、Armstrong のレースリーダーの座を守るために働いた。
昨年も、レー ス中長期間に渡って Armstrong がリーダーの間、チームは集団の先頭でレース をコントロールして Armstrong の英雄的な勝利に多大な貢献をした。
今日、丁 度14km地点から2人の選手か集団から逃げて、ゴール迄の200kmをそのまま逃げ切 り、2選手のゴールスプリントの結果、Rabobank の Erik Dekker がトップ、Kelme の Santiago Botero が2位という結果になった。
この2選手とも Armstrong のリ ーダーの座を大きく脅かすものではなく、USPS が率いる集団はこの逃げを許し ながら、彼等の動きを注視して速いペースで走った。
Dekker の優勝はチャンス を存分に生かしたスプリントの結果であり、Kelme の2ステージ連続の優勝を防 いで、彼にとって今年のツール2つ目、彼のチーム Rabobank に3つ目のステージ 優勝をもたらした。
今日の大きな逃げによって、Dekker は100km以上の逃げに4回 潜り込んだことになる。
彼はステージ2、5、8に於ても同様の行動を取っており、 最後のケースでゴール手前40kmから単独逃げを決めている。
そして、今日の彼の 勝利の後、彼はさらに David Etxebarria の様な腕を振り回す勝利の凱旋を彼の レパートリーに加えた。

* 7選手が最後数kmでメイン集団から抜け出し、4分51秒遅れの同タイムで3位か ら9位でゴールした。
その後 Telekom の Erik Zabel が先頭で、集団は5分5秒後 にゴール。
この中には 安全な位置取りをした Armstrong が24位で入っている。
またメイン集団でゴールしたのは、Kevin Livingston 45位、Tyler Hamilton 54位、 USPS の残り、Cedric Vasseur 6分19秒遅れの83位、そしてこの日の殆んどを先 頭で走った3選手 Frankie Andreu, George Hincapie, Benoit Joachim が10分16秒 遅れで、各々96位、97位、98位。
また今日先頭で良く働いた Viatcheslav Ekimov と Steffen Kjaergaard はこの後の集団で、12:25遅れ。

* Botero は今日17分40秒遅れの61位でスタート。
Dekker は26分遅れ。
メイン集 団が残り20kmの標識を通過したとき、Banesto はスポーツディレクターの指示に よって2選手の逃げの追走に入った。
Banesto の監督は Botero が彼等の二人の リーダー達 Alex Zulle と Jose Maria Jimenez の総合順位を脅かすと考えたら しい。
Zulle はこのステージ6分21秒の9位、 Jimenez は7分22秒遅れの13位。
Banesto の追走は、2選手の逃げが一時期作った大きなリードをかなり縮めた。

* "昨晩はあまり良く眠れなかった。" と Armstrong は語った。
"しかし、今朝 の気分は素晴らしく良い。確実にアルプスで疲労するだろう。このレースの殆ん どはアルプスにかかっているからね。"
昨晩どの様にしてレースリーダーになっ た事を祝ったかと聞かれた時、Armstrong はこう答えた。
"シャンペンは開けな かったよ。実際ジャージがそれだけの価値があるのは確かだから、誰かがシャン ペンを頼もうとしたんだ。
しかし我々はステージ優勝しなかったから、私はシャ ンペンを飲まない方が良いと思った。
もし、パリで優勝する光栄に浴したならば、 シャンペンで祝うだろう。しかし、まだまだ道程は長い。
昨晩は幸運にも私は家 族と会うことができた。妻と子供と義理の兄弟と。
夕食の後、Luke と一緒に遊び、 彼等と一緒に過ごした。これで本当にやる気になった。心の支えになった。"

ステージ 11, TOUR DE FRANCE
  1. Erik Dekker,             Rabobank - 5:05:47
  2. Santiago Botero,         Kelme -       s.t.
  3. Rik Verbrugghe,          Lotto -   at  4:51
  4. David Millar,            Cofidis -     s.t.
  5. Perez Francisco Mancebo, Banesto -     s.t.
***
 24. Lance Armstrong,         USPS -    at  5:05
 45. Kevin Livingston,        USPS -        s.t.
 54. Tyler Hamilton,          USPS -        s.t.
 83. Cedric Vasseur,          USPS -    at  6:19
 96. Frankie Andreu,          USPS -    at 10:16
 97. George Hincapie,         USPS -        s.t.
 98. Benoit Joachim,          USPS -        s.t.
129. Viatcheslav Ekimov,      USPS -    at 12:25
136. Steffen Kjaergaard,      USPS -        s.t.

第11ステージ後の総合成績
  1. Armstrong -                    44:35:22
  2. Jan Ullrich,        Telekom -   at 4:14
  3. Christophe Moreau,  Festina -   at 5:10
  4. Marc Wauters,       Rabobank -  at 5:18
  5. Peter Luttenberger, ONCE        at 5:21
***
 29. Hamilton -                     at 12:13
 55. Livingston -                   at 26:18
 69. Hincapie -                     at 31:34
 73. Vasseur -                      at 32:33
 79. Ekimov -                       at 34:35
 80. Vasseur -                      at 31:19
107. Joachim -                      at 42:47
115. Kjaergaard -                   at 43:50
119. Andreu -                       at 45:10
* 以下に Armstrong の優勝を確信した新聞の昨日のステージに関する今朝の ヘッドラインを示す
In L'Equipe -
"Armstrong les a Eparpilles" - Armstrong 打ち砕く そして "Apres lui, le deluge" - 彼の後ろはどしゃ降り
In FranceSoir -
"Armstrong fait la pluie et le beau temps" - Armstrong 雨を味方に付ける
In La Depeche -
"La fusee Armstrong decolle dans les Pyrenees" - ロケット Armstrong ピレネーで打ち上げ、そして "Armstrong sureleve les Pyrenees!" - Armstrong ピレネーを上る!
In Aujourd'hui en France -
"Armstrong prend le pouvoir" - 力漲る Armstrong "A Otxoa la gloire, a Armstrong le pouvoir" - Otxoa に栄光、Armstrong に力、そして "Cet Americain est insatiable" - 強靭な米選手
In La Liberation -
"Armstrong Lance" - Armstrong 発射
In Le Figaro -
"Armstrong, chevalier de l'apocalypse" - Armstrong, 啓示の騎士
In La Republique -
"Armstrong sure orbite" - Armstrong 軌道に
In The International Herald Tribune -
"Armstrong ライバル達を窒息させる"

* スタート前、Hamilton はチームバスの外で数人の友人と彼の妻 Haven と話し ていた。
彼が最終のセレクションの役割を演じられなかった事について後悔して いたが、Hamilton は Armstrong のジャージを守るために今日から真実のツール が始まるのを理解していた。
彼がオービスク峠で働き、脱落した件について、下 りで先頭集団に戻ろうと努力しようと考えたものの、出来なかったと語っている。
彼は12分9秒遅れの39位でゴールした。日曜日の第9ステージで落車したにも関わ らず、Hamilton は調子は良いと述べており、昨日の最初の山岳で調子の良かっ た選手全てがちからを合わせ、このレースリードを守って行くと決めている。
彼 はまた、チームのツール新人2選手 Kjaergaard と Joachim の両者共頼れるのを 確認している。

* 今日のインターナショナル・トリビューン紙に Polti の Richard Virenque が語っている。
"Armstrong は飛行機のようにやって来た。"
L'Equipeでは、 Telekom の Jan Ullrich が
"Armstrong に耐えられるほど強くない。" と語り、
Mercatone Uno の Marco Pantani は "私は未だ自分の力が伸びる、もしくは大 化けするだろうと思っていた。
いやもう不可能だ。Armstrong は他の惑星の生 物だ。
攻撃したのは間違いだったね。これからは地道に走るつもりさ。"

* 昨日の勝利について更に Armstrong から。彼はステージ優勝できなかったこ とに失望しているのか?
"優勝できなくて残念か? いや、そんなことはない。彼 は優勝するに相応しいと思っている。
彼は一日中逃げた。彼のレースは素晴らし かった。純粋に彼はこの様に言える
"私は一日中その中(長い逃げ)にいたし、遣 り遂げるだろう。"
しかし彼は激しく走り、多分99%の人々がスペイン選手を 応援し、それが彼を力付けた。彼の努力に拍手を送りたい。
私は、彼と Kelme に満足しているよ。
あれは本当に偉大な勝利だった。"

* レースの残り、誰が主要なライバルかと尋ねられた時、Armstrong は
"このレ ースに出場している全選手だ。一人の選手がリードを持っていたとしても、Ventoux や Courchevel、その他のステージで潰れる可能性はある。
そうなったら15分や 20分は失うだろう。
残り2週間、ツールドフランスは全ての選手で作られる。
だ からライバルも同様だと考える。
チームとして Banesto はとても強そうだ。
Kelme のチーム力も非常に強い。
Ullrich も強い、多分数週間前に私が見た彼よりも更 に強くなっていると思う。
明らかに彼は良くなっているよ。パリ迄彼等は決して あきらめないだろうね。"

* 最後の登りでチームメイトが一人も残っていなかったのに彼は失望していない か?
"イエスそしてノー。
オービスクの麓から引き始めたのは失敗だった。あまり にも過激な作戦だったと思う。
そんな必要はなかったし、代償は高くついたと思 う。
Tyler Hamilton と Kevin Livingston がこの仕事のおかげで若干の影響を 受けたのではないかと考えている。
しかし、彼等はレースを良く知っているから、 頼りになる筈だ。
彼等は昨年チームにマイヨジョーヌを持ってきた経験がある。
チームの殆んどの選手 Frankie Andreu, George Hincapie もこのレースを良く 知っており、良くやっている。
Ekimov は経験豊かな強い選手だ。
Vasseur もと ても強く経験がある。
チームについて、私は全く心配していない。昨年は7人の ところ、今年は未だ9人残っている。
チームの展望から非常に心強く感じている。 彼等をとても信頼している。"

- Revel より Dan Osipow, 7月11日

***ツールドフランスレポート***
  ツール実況 - 7月11日  
Margot Myers

REVEL, FRANCE -
今朝行動の指示を取る Dan Osipow と私が最初に取った行動は、 昨晩に自転車雑誌を買った Lourdes の同じ小さな店に戻る事だった。
我々は棚 にある全ての新聞に目を通した。
Dan は一般欄とスポーツ欄にあるツールの記事 を探し、私にヘッドラインを見せて訳すように求めた。(Dan のツール日記を見 るともう少し載っている)
我々が目にした新聞だけではなく、また予想した以上 だった。

新聞を読み進んでいる最中、私の携帯が鳴り、スイスの記者が US ポスタルサー ビスの自転車競技への支援とその関わりをインタビューできないかと尋ねて来た。
我々はスタート迄にコピーを取らなければいけなかったのだが、結局私のスイス 記者によるインタビューは約10分以上も続いており、Dan は新聞を約10紙買って 朝食を取るためにホテルに歩いて戻った。

もちろん我々は、マイヨジョーヌに包まれた Lance の記事が更に続くのを知っ ているが、私は少し心配だ。
昨年、Lance がセストリエールのステージで優勝し た後、幾らかの仏記者が敬意に値しない行動を取った。
彼等は彼の力が "超自然的" だと婉曲に薬物無しでは彼の飛び抜けた力は発揮されないと表現した。

今日私が話をした記者の全てが、昨日 Lance が見せた走り、鍵となる主要選手 達を叩き潰し、基本的にこのツールの優勝を決めたという見解に同意しているよ うだった。
この意見に賛同したいのはやまやまだが、、昨日ステージ後の記者会 見で Lance が言ったように、誰がツールをものにするか解らないし、23日にパ リに戻る迄何の保証もない。

以前に Festina チームで走っていた Neil Stephens がやって来て、ユーロスポ ーツのツール番組で英語コメンタリー担当の David Duffield と同様にお祝いの 言葉をくれた。
今朝私は ABC/ESPN の John Eustice と Adrian Karsten をから かった。
"あなた方の特集のねたは最後にあげるからね。"
John は傷付いたよう だが、私は彼がからかわれているのを気づいていると知っているし、自転車競技 に余り興味のない多数のアメリカの人達にとって、Lance がマイヨジョーヌを着 ているのはすなわちレースで何か大きな事件を期待しているのだと考えている。

仏の日刊スポーツ紙 L'Equipe は惜し気もなく今日の Lance の走りに称賛を送 り、同様に1997年と1998年のツール優勝者 Marco Pantani と Jan Ullrich の走 りについて厳しく批判している。
この解説のヘッドラインは、"王者の印"。
Lance をトラック競技場の星 Marie-Jose Perec やウィンブルドンの偉人 Pete Sampras と比較している。

" ... 寒さ、風と雨の中、オタカムへの目眩のする12km登り。
そして全ての状況 が普通の人 Lance Armstrong を砕きかねなかった。
しかし、彼は消えることの ない強烈な足跡をこの第87回ツールドフランスに残した。
非常に異なるスポーツ で示された3つの実績が同じ結論を物語っている。
そして同じ構成要素: 当然才 能; ずば抜けた意思; 明らかな勇気; そしてその他の大きな要素、王者は絶対的 な違いを持つ。

"王者達は、普通の世界とは違う別の人種だ。
それはまるで別の肉体を持つかの ように。
そして自転車のように勝利と同じように敗北も光輝くスポーツは、情緒 もより美しい。
一人として Lance Armstrong が7月23日にツールドフランス2勝 目を達成すると断言しない。
しかし、どの道我々はこの男が他の人間とは本当に 何か大きな違いがあるのを知っている。
それが王者の証なのだ。"

称賛は Lance の上に積み重なるが、Pantani と Ullrich は非常にまずい。
あるニュースのヘッドラインでは "欠席裁判" これは"二人の前ツールドフランス優 勝者は疑い無く昨日ツールを失った" と報じたレポートだ。
"昨年 Armstrong の 次点 Alex Zulle に対しても同様だ。"

Ullrich は引き合いに出され、特に悪天候下では Lances に対抗する強さがない と言われている。
ある記者が Ullrich のタイム、優勝者 Javier Otxoa から4分 遅れは、1998年のアルプスの les Deux へのステージで Pantani が失った8分57秒 を考えれば、励みになるのではないかと指摘した時、Ullrich のチーム監督 Walter Godefroot はそれを遮り、"いいや" と言った。
"基本的に誰が今年の(ツールの) 優勝者か解っている筈だ。Armstrong と戦える奴は誰もいないね。"

新しい記事に対する信じ難いような過激な批判 (評論に対立するものとして) が あり、このレポートでは " Ullrich の脚は全く回っておらず、Moreau, Beloki, Van de Wouwer にも引き離された。(注: 良い選手たちだが優勝候補とは考えら れていない)
彼の自転車は厭になる程重かった。
我々はまた Pantani を見なけ れば ... Nardello, Baranowski, Verheyen の後輪も捕まえられなかった。"
昨日彼等は "ブラックマンディ" と呼ばれる物語で終焉を迎た。

Neil Stephens は私に、Pantani が攻撃を仕掛けた時と Lance が彼と共に走っ ている時に、サイクリングコンピューターを見ていたのに気付いたかと尋ねた。
私は気付かなかったが、Neil は、Pantani がコンピュータを見て、Lance を見 て、再びコンピュータを見直して、Lance が加速するのを見て、それが彼に精神 的なショックを与え、攻撃を諦めたさせたと述べた。

U.S. ポスタルチームは今日一日中集団の先頭で Lance の回りに集まり、Erik Dekker が再び Kelme の Santiago Botero と仕掛けた攻撃を成功させて今年の ツール2回目のステージ優勝を決めた。
ステージ後の記者会見に姿を現した Lance はリラックスし、自信ありげに記者達に冗談を交していたが、木曜日のモン・ヴ ァントゥーのステージが今年のツール最大の山場となるだろうと強調していた。

明日は今年のツールに2日あるうちの最初の休息日。
選手達は朝食を取り、トゥ ールースのホテルを朝9時に出発してカルパントラ近くのホテル迄、車で約3時間 の移動をする。
昼食の後、午後には彼等はトレーニングライドに出かけるだろう。
そしてマッサージ暫しの休息の後、わずかな時間報道と家族と交流を交す。
そし て彼等を待ち受けているモン・バントゥーに備えて夕食を取り、眠りに入る。
明日もメカニック、マッサー、そして全てのスタッフは忙しくなるだろう。
"休息" は、ツールドフランスの中で比較して使われる言葉なのだ。

- ツールドフランス より USポスタルサイクリングチーム Margot Myers

US ポスタルサービスサイクリングチームのツール最新情報は :http://www.uspsprocycling.com

  休息日:
ツールドフランスの主催者は、Carpentras をスタートし、Mont Ventoux の高地にゴールする第12ステージ(149km)を、一部にこのステージが外されると いう噂があったが、明日予定通りに行うことを決定した。
レース主催者は今日の 午後会議を開き、天気予報が風速を120kphではなく60から80kphと告げたことから このステージを行う決定を下した。
明日ツールは続行され、第12ステージのゴー ルは、標高2000mの Mont Ventoux への21kmの登りで締めくくられる。

  MARCO PANTANI の反応:
"Jan Ullrich と私は昨年ここにいなかったが、あの米 選手は長い間他の選手よりも自分が勝っているのを知っていたと思う。
しかし、 彼を攻撃して痛め付けられるだろう。" と彼は語った。
"(5回の優勝者) Miguel Indurain は一定して一分間80回転のペダリングができた。オタカムで私が見た Armstrong は90回転を越えていた。
しかし、未だ始まったばかりだ。
集団には障 害も沢山ある。
全ての選手が最終の表彰台のためだけに戦っている訳ではないと 言える。"
"もちろん私もいるし、Ullrich も強い意志を持っている。
また (ス ペインの Fernando) Escartin と (仏の Richard) Virenque も障害になるに違 いない。"
ピレネーで軽い腹痛を患った Pantani はこう語る。:
"熱さが戻るように願って いる。
Armstrong の様な大きな奴よりも、私のような小さな山岳スペシャリスト にとって有利だからだ。"

木曜日の第12ステージの有名な登りヴァントゥー山についての勝算を尋ねられた 彼は:
"即興で行くよ。計画は全くない。"
Armstrong でも容易ではない。Miguel Indurain は日増しに敵を消耗させたが、Armstrong は機会を掴むやいなやとど めを刺す。

  ステージ:  
(M)=山岳ステージ (MF)=山頂ゴール
(ITT)=個人タイムトライアル (TTT)=チームタイムトライアル
7月, ステージ: コース, 距離
 1,  1: Futuroscope-Futuroscope,     16.5 km (ITT) (Millar/Millar)
 2,  2: Futuroscope-Loudun,           194 km       (Steels/Millar)
 3,  3: Loudun-Nantes,              161.5 km       (Steels/Millar)
 4,  4: Nantes-Saint Nazaire,          70 km (TTT) (ONCE/L. Jalabert)
 5,  5: Vannes-Vitre,                 202 km       (Wust/L. Jalabert)
 6,  6: Vitre-Tours,                198.5 km       (Van Bon/Elli)
 7,  7: Tours-Limoges,              205.5 km       (Agnolutto/Elli)
 8,  8: Limoges-Villeneuve sur Lot, 203.5 km       (Dekker/Elli)
 9,  9: Agen-Dax, 181 km (Bettini/Elli)
10, 10: Dax-Lourdes Hautacam,         205 km (MF)  (Otxoa/Armstrong)
11, 11: Bagneres de Bigorre-Revel,  218.5 km       (Dekker/Armstrong)
12, 休息日
13, 12: Carpentras-Mont Ventoux,      149 km (MF)
14, 13: Avignon-Draguignan,         185.5 km
15, 14: Draguignan-Briancon,        249.5 km (M)
16, 15: Briancon-Courchevel,        173.5 km (MF)
17, 休息日
18, 16: Courchevel-Morzine,         196.5 km (M)
19, 17: Evian Bains-Lausanne (SWI),   155 km (M)
20, 18: Laussane-Friburg (GER),     246.5 km
21, 19: Frigurg-Mulhouse,            58.5 km (ITT)
22, 20: Belfort-Troyes,             254.5 km
23, 21: Paris-Champs Elysses, Paris,  138 km
  ニュース
  2001 ツール・ダウンアンダー発表
7月10日
レース主催者はこの6日間のステージレースの開幕ステージを有名な郊外にある 海岸の街 Glenelg に移した。
2001年16日から21日にかけて以下の地域で計757kmのレースが行われる:
ステージ 1:  火 1月16日 -  Glenelg Street Race
ステージ 2:  水    17日 -  Norwood 〜 Murray Bridge
ステージ 3:  木    18日 -  McLaren Vale 〜 Victor Harbor
ステージ 4:  金    19日 -  Unley 〜 Strathalbyn
ステージ 5:  土    20日 -  Gawler 〜 Tanunda
ステージ 6:  日    21日 -  Adelaide 市街周回レース
詳細は: http://www.tourdownunder.com.au

Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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