InfoCiclismo
原典:Frank Gonzalez infociclismo
翻訳:Togo Mikio
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  インフォチクリズモ 1月15日
  結果及び概要
  Vuelta al Tachira 2000年1月14 - 23 日
  ベネズエラ UCIカテゴリー 2.5
ステージ 1: 平坦の街 Barinas で行われた第1ステージ(118 km)は、メキシコ人 Eduardo Graciano (Club Sol Benotto de Mexico) が優勝した。このメキシコ人 は、ゴールスプリントでスペインの Martin Garrido (Colchones Relax-Fuenlabrada de Espana) を下した。
ステージ 1, 結果:
 1. Eduardo Graciano (MEX) 2時間44分08秒
 2. Martin Garrido (SPA) s.t.
 3. Arlex Mendez (VEN) s.t.
 4. Francesco Pasquini (ITA) s.t.
 5. Tonny Linares (VEN) s.t.
 6. David Fernandez (SPA) s.t.
 7. Ruber Alveiro Marin (ITA) s.t.
 8. Freddy Gonzalez (ITA) s.t.
 9. Federick Segura (VEN) s.t.
10. Jairo Perez (ITA) s.t.
総合成績:
 1. Eduardo Graciano (MEX) 2時間44分01秒
 2. Martin Garrido (SPA) at 1
 3. Jhon Navas (VEN) at 4
 4. David Fernandez (SPA) s.t.
 5. Arlex Mendez (VEN) at 5
 6. Pedro Jimenez (SPA) s.t.
 7. Siddharta Camil (MEX) at 6
 8. Olmedo Capacho (VEN) s.t.
 9. Francesco Pasquini (ITA) at 7
10. Tonny Linares (VEN) s.t.
  ハンガリー シクロクロス国内選手権
  Roland Gombkoto 提供
Fot (2000年1月15日)
男子:
1. Zsolt Vinczeffy (PMSE Budapest),
2. Jozsef Otto (Cornix Invest Pecs),
3. Gabor Bogar (PMSE Budapest)
女子:
1. Marta Vajda (PMSE Budapest)
  ニュース及び特集
  VANDENBROUCKE 目標を設定
ベルギーの天才自転車選手 Frank Vandenbroucke は、金曜日行われた Cofidis チームのプレゼンテーションで第一目標をツールドフランスに設定すると公式に 明らかにした。
"春のワールドカップに5つのクラッシックレースがあり、どれ か一つは勝ちたいと思っている。その後、ツールの勝利を目指して始動するつも りだ。
その後のオリンピックや世界選に向けて激しい練習をするかどうかは未だ 決めていない。" と彼は語った。

昨年Cofidis チームは、Vandenbrouck がドーピング事件に関与していると疑惑 を持たれたことで、彼を出場停止にした。
その後 Vandenbrouck はチームを去り 損害賠償を計画していたが、この25才の選手と仏の経営陣は、主張の違いを埋め 合わせて今シーズンも共に活動すると合意に達した。
Cofidis は Vandenboucke の残り2年の契約期間を1年に短縮し、今年度末に新しい契約について交渉を持つ 権利をお互いに留保した。

VDB 談: "チームとの私の契約は今シーズン末で終了するが、もう一年の契約延 長の意向を彼らに表明した。調子は良いね。チームメイトと共に青の海岸で一緒 に練習しているが、非常に楽しい。
最近幾つもの医療検査を受けたが、この結果 から、運が向けば国際カレンダーの中でも最も美しいレースで私の名前をその歴 史に刻むことができるだろうと感じている。
どのレースを狙っているかって? ワールドカップ総合優勝と、リエージュ-バストーニュ-リエージュの連続優勝、 そしてそれ以外のミラノ-サンレモを始めと4つのクラッシックレースの優勝に 集中する。" と Vandenbroucke は説明した。

"この序章に続いて、7月にツールドフランスの主役に向けて進む予定だ。このた めに私は一年間かけて準備を重ね、母国のファン達に報いると同時に1976年の Lucien Van Impe の勝利以来のベルギー人のツール初優勝に集中しようと考えて いる。
多くの人が、私の自尊心が強すぎると言っているようだが、多分それは真 実だろう。しかし前進するためには自分自身を力付け、向上させるために自分を 信じることが必要なんだ。" とこのベルギー人は結んだ。


  BANESTO チーム合宿中
Banesto は、スペインマラガの Alhaurin El Grande でチーム合宿を行う。

  LUPERINI 出場停止
Fabiana に下された資格剥奪期間は最大の2年間ではなかったが、ナンドローネ の陽性反応を示した Luperini は8ヶ月の出場停止となった。
Luperini は丁度オ リンピックと世界選の時期にやっと復帰できる。


  Y2K プロ自転車競技シーズン
  Giuseppe Lippi 提供
チーム解析 パート1
AG2 AG2R PREVOYANCE (仏)
AGNOLUTTO Christophe;
AUS Lauri;
BARTHE Stephane;
BORDENAVE Philippe;
BOTCHAROV Alexandre;
CHANTEUR Pascal;
DELRIEU David;
ESTADIEU Laurent;
KASPUTIS Arturas;
KIRSIPUU Jann;
KIVILEV Andrei;
MAIGNAN Gilles;
MANDOJA Innar;
SALMON Benoit;
TURPIN Ludovic.

コメント: 元 Casino チームからの転身に伴い、主要選手 Vinokourok と Roux の放出を決めたが、"元老院議員" は未だ残っている(Agnolutto, Chanteur)。
このチームの第一印象は、全く悪い訳ではないが一見して比較的弱そうに見える。
Kirsipuu のスプリントと Kasputis, Kivilev, Chanteur の輝きを除けば、多く の勝利は見込めない。
但し、ミディリベレ優勝、99年ツールドフランス16位、山 岳ではしばしばリーダーとなる Salmon だけは例外。

実質的にこのチームは、シーズン全体を Kirsipuu のスプリントとステージレー スを Benoit Salmon に任せて計画している。
このエストニアの選手がワールド カップの総合優勝を狙うかどうかは明らかではないが、このチームのメンバーで がそれを狙う事も不可能ではなく、チームの選択的な目標にすることができるだ ろう。
このチームには数名の良い選手達がおり、ほぼツールドフランス出場が確 定している強みがある。
得点: 6.0.


BAN BANESTO (スペイン)
ARRIETA LUJAMBIO Jose Luis;
BARANOWSKI Dariusz;
BARBOSA Candido;
BENITO GUERRERO Alberto;
BROZYNA Thomas;
BRUSEGHIN Marzio;
GARCIA ACOSTA Jose Vicente;
GARMENDIA ARBILLA Aitor;
GOMES RODRIGUES Orlando Sergio;
JIMENEZ SANCHEZ Eladio;
JIMENEZ SASTRE Jose Maria;
LASTRAS GARCIA Pablo;
LATASA LASA David;
MANCEBO PEREZ Francisco:
MENCHOV Denis;
NAVAS CHICA David;
ODRIOZOLA MUGARZA Jon;
OSA EIZAGUIRRE Aitor;
OSA EIZAGUIRRE Unai;
PIEPOLI Leonardo;
SOLAUN SOLANA Cesar;
ZULLE Alex

コメント: Miguel Indurain の時代から、このチームの目標は初めから殆んど変 わっていない。;
主目標はメジャーステージレースであり、若干クラッシックレ ースにも向けられた。資金面でスペインの銀行の支援を受けているため、スペイ ンのレースが優先される。
シーズンは非常に論理的に運営されており、主目標は ツールとヴエルタ。このチームはジロにも参加する (Piepoli が軍団の指揮を執る) が、総合成績にそれほど固執しない。
最も経験豊かでアシストとして最も期待で きる Manuel Beltran の離脱でチーム力は若干落ちるだろうが、チームには22選 手が存在する。また、伸長著しい若手の選手もおり、Beltran の抜けた穴を立派 に埋めることができるだろう。
加えて、短いステージレースでは、最低5選手; Unai Osa, Leonardo Piepoli, Francisco Mancebo その他の選手に優勝の可能性 がある。
実質的に全シーズンを通して、ツールとヴエルタに出場する Zulle と Jimenez を中心に計画され、前者が総合成績(素晴らしい99年度ツールドフラン ス第2位の上を狙う)、後者がクラッシックを "たしなみ"、ステージの勝利を狙 う。
道が登り出したとき、"ならず者" はただ一人 Pantani に続く; あいにく彼 の個人タイムトライアルの能力はスペシャリストに遠く及ばす、これが彼を表彰 台予備軍の位置に甘んじさせている。
ツールには特に言えることだが、このコー スは Ullrich や Armstrong といったスペシャリストに向いているのは真実だ。
最終の採点、このチームが少しクラッシックレースに興味を示しているという条 件付きで与えた。
得点: 7.5.


COF COFIDIS, LE CREDIT PAR TELEPHONE (仏)
BOURGAIN Mickael;
DE WOLF Steve;
DESBIENS Laurent;
FARAZIJN Peter;
FLAMANG Tom;
GANE Laurent;
GAUMONT Philippe;
KRAFFT Stephane;
LAMOUR Claude;
LE BOULANGER Yoann;
LE QUELLEC Vincent;
LEFEVRE David;
LEFEVRE Laurent;
LELLI Massimiliano;
LODER Thierry;
LOPEBOSELLI Angelo;
MATTAN Nico;
MEIER Roland;
MILLAR David;
MONCOUTIE David;
MOREAU Francis;
PEERS Chris;
PLANCKAERT Jo;
PRETOT Arnaud
RINERO Christophe;
SILOVS Juris;
TOMBAK Janek;
TOURNANT Arnaud;
VANDENBROUCKE Frank.

コメント: やや騒がしい Bobby Julich の離脱によって、このチーム全体が Vandenbroucke に望みをかけて組み立てられるのは言うまでもないだろう。
馬鹿 馬鹿しい茶番劇も完全に終わり、最低後1年VDBはこの仏チームで走る。しかし、 今までの情報や成り行きを見ていると、このベルギーの王者とチームの関係には 疑問が残る。
VDBの他にワールドカップ、世界選、オリンピックの優勝が見込め る選手がいるか? VDBの陰を上手く利用して、物凄い早さで成長している興味深 い選手が複数いる。99年の Gp de Suisse の優勝者 Gwiazdowski は、FdJ チー ムに移籍したが、Farazijn, Peers, Planckaert, Silovs は明らかにワールドカ ップで優勝する可能性を秘めた選手に違いない。
; この他にも可能性がある選手 は、 De Wolf, Desbiens, Gaumont, Moncoutie 及び Lamour。VDB の今年初めの 意向によると、彼は大きな期待(表彰台の一番高いところ)を持ってツールドフラ ンスをスタートするに違いない。
パリ-ニースの優勝で、彼は長いステージレー スの走り方を素早く吸収した。個人タイムトライアルでは素晴らしい力を見せ付 け、彼が絶好調ならば山岳でも純粋なクライマーとやり合える事を実証している。 (彼は素晴らしいリズムで加速し、集団の殆んどを置き去りにすることができる)
そして最終的に、彼は実に強いチームを当てに出来る。献身的で経験豊かな Massimiliano Lelli, Millar, neo Lopeboselli, Roland Meier, Nico Mattan 及び Rinero といった一群である。さらにもし VDB が失敗した場合にも、これ らの選手に野望が開かれる。(基本的にはステージ優勝か山岳ジャージ)
VDBを除いて、若手の期待株は Silovs (26), De Wolf (25), Moncoutie (25) と Millar (23)。
加えて、98年のツールドフランスでに素晴らしい走りを見せたが、 99年度は殆んど目立たなかった Meier と Rinero の潜在力が顕になるのをチー ムは期待している。
得点: 7.5.


FAR FARM FRITES (オランダ)
BRUYLANDTS Dave;
CAPIOT Johan;
IVANOV Serguei;
KLEYNEN Steven;
KLIER Andreas;
KNAVEN Servais;
KOERTS Jans;
LAFIS Michel;
LOWIK Gerben;
MAGNUSSON Glenn;
MCEWEN Robbie;
MIKHAILOV Guennadi;
MOERENHOUT Koos;
VAN BONDT Geert;
VAN DER VEN Remco;
VAN KESSEL Miquel;
VAN PETEGEM Peter;
VAN STEEN Martin;
VANSEVENANT Wim;
VRIES Pieter.

コメント: 古く歴史的なスポンサー TVM が去り、99年のサブスポンサー Farms Frites がバックアップする。
しかし、スポンサーの変更によってこのオランダ のチームの哲学は変わらない。メインのスプリンターの変更(Blijlevens の代り に McEwen)と第2スプリンターの (Magnusson) 加入以外、基本的には大きな変更 は加えられなかった。
このチームは主にワンデイレースを中心に活動している。 Van Petegem がリーダーとなり、ワールドカップ優勝を狙うことになるだろう。
その一方その他の選手達は、特に Bruylandts, Koerts, Moerenhout, Van Bondt 及び Vries は、幾つかのレースで自分のカードを切ることになるに違いない。
Michel Lafis と Serguei Ivanonov はメジャーステージレースで総合成績に挑 む。; しかしこのチームはこの手のレースでは弱みを見せるため、このスウェー デン人とロシア人が勝つ可能性はかなり低い。
従って、スプリントと逃げが唯一 の頼みとなる...。 今迄このチームの選手構成は良かったが、Van Petegem 以外 に力強い選手が見当たらず, シーズン全てを通すとなると条件付きとなる。;
得点は完全な丸ではない。
得点: 6.5


Thanks Frank Gonzalez
東郷幹男@東京中野
QFH01400@niftyserve.ne.jp
mikitogo@ns.adgnet.or.jp
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