1月26日-2月6日 Tour de Langkawi マレーシア UCIカテゴリー 2.4 |
ツールドランカウィの公式ウェッブサイトは:
http://www.tdl.com.my/2000/
ステージ 9 概要,
(スターオンライン, マレーシア), GENTING HIGHLANDS:
昨日のツールドマレーシア2000の最も厳しいステージは、メキシコの新星 Julio
Alberto Perez が強烈な一発をかまし凱歌を上げた。
Perez は Kuala Lumpur か
ら Genting Highlands の第10ステージ優勝とデンマークの Lennie Kristensen
から山岳賞の赤い水玉ジャージを手にいれた。
伊のプロチーム Panaria Gaerne に所属する23才の Perez は、111.3kmのこのス
テージを3時間09分13秒で走った。
"今日の登りは私にとって今迄に最も厳しかっ
た。長く辛かった。メキシコでは、坂は10から12パーセントで短い。
総合優勝
まで手は届かなかったが、このステージで優勝して赤玉ジャージを手にいれてと
ても嬉しい。今年プロに転向したばかりで、この勝利がプロ初勝利となった。
今
日は私の記念すべき日となった。" と Perez は語った。
英のプロチーム Linda McCartney に所属する Matt Stephens が3時間09分37秒
で2位、Bonjour チームの仏選手 Walter Beneteau が Perez から1分21秒遅れで
3位でゴールした。
残り1.5kmで Perez は先頭を単独で逃げる Stephen を全力を
振り絞って追い掛けた。
しかし、Genting への登りを素晴らしい力で上りきった
Perez はリーダージャージを手に入れることはできず、米の Mercury チームの
Christopher Horner が総合リーダーの座を守っており、残り平坦の2ステージを
残してほぼ優勝の座を確定している。
"今日このイエロージャージを守るのに何
のプレッシャーを感じなかった。しかし本当にこのジャージを家に持って帰りた
い。" と Hornerは語った。
Wong Kam Po は再び根性を見せ、今日で東アジアリーダーの青ジャージを守って
7日目となった。
昨日のマレーシア選手は Musairi Musa の42位を最高に、Wong Ah
Thiam 43位, Shahrulneeza Razali 44位, Suhaimi Keton 59位, Tsen Seong Hoong
61位と続いた。
第11ステージは今日 Shah Alam でスタートし、134.4kmを走る。
ステージ 10 結果, KL Tower - Genting, 2月4日(TOP 20+)
距離 : 111.00 km. 平均速度: 35.20 kph.
出走者: 135. 完走者 : 135. DNS: 1
順位 ゼッケン 選手名 チーム 時間
1 31 Perez,Julio A. Panaria Gaerne 3h09'13"
2 84 Stephens,Matt Linda McCartney at 24"
3 116 Beneteau,Walter Team Bonjour 01'21"
4 134 Horner,Christopher Mercury 01'24"
5 152 Baliani,Fortunato Aguardiente Nectar same
6 172 Kannemeyer,Tiaan Rep South Africa 01'35"
7 45 Lamouller,Loic Bigmat Auber 93 02'01"
8 105 Recinella,Graziano Mobilvetta Design 02'12"
9 201 Kristensen,Lennie Denmark 02'17"
10 1 Ivanov,Serguei Farm Frites 02'29"
11 126 Haselbacher,Rene Team Gerolsteiner 02'36"
12 135 Landis,Floyd Mercury 02'39"
13 74 Wherry,Chris Saturn 02'59"
14 151 Gonzalez,Jose Aguardiente Nectar 03'07"
15 173 Cox,Ryan Rep South Africa 03'09"
16 83 Vestol,Bjornar Linda McCartney 03'12"
17 171 Spence,Daniel Rep South Africa 03'31"
18 202 Sonne,Morten Denmark 03'34"
19 46 Leproux,Denis Bigmat Auber 93 same
20 232 Walters,Mark Canada 03'37"
==
23 85 Power,Ciaran Linda McCartney 04'08"
28 86 Smith,Spencer Linda McCartney 05'21"
53 82 McKenzie,David Linda McCartney 10'36"
67 35 Leaper,Tom Panaria Gaerne 14'40"
70 34 O'Neill,Nathan Panaria Gaerne same
73 156 Drew,Jamie Aguardiente Nectar same
89 81 Brooks,Benjamin Linda McCartney 19'41"
95 101 Berzin,Eugeni Mobilvetta Design 21'18"
DNS: 25-Rastelli.E
総合成績 (TOP 20+):
順位 ゼッケン 選手名 チーム 時間
1 134 Horner,Christopher Mercury 33h56'51"
2 31 Perez,Julio Alberto Panaria Gaerne at 27"
3 152 Baliani,Fortunato Aguardiente Nect 29"
4 84 Stephens,Matt Linda McCartney 01'05"
5 201 Kristensen,Lennie Denmark 01'50"
6 135 Landis,Floyd Mercury 01'50"
7 105 Recinella,Graziano Mobilvetta Desig 02'02"
8 126 Haselbacher,Rene Team Gerolsteine 02'07"
9 74 Wherry,Chris Saturn 02'25"
10 45 Lamouller,Loic Bigmat Auber 93 02'27"
11 232 Walters,Mark Canada 02'30"
12 1 Ivanov,Serguei Farm Frites 02'33"
13 83 Vestol,Bjornar Linda McCartney 02'56"
14 116 Beneteau,Walter Team Bonjour 02'59"
15 172 Kannemeyer,Tiaan Rep South Africa 03'02"
16 202 Sonne,Morten Denmark 03'39"
17 151 Gonzalez,Jose Chepe Aguardiente Nect 04'07"
18 72 Cruz,Antonio Saturn 04'13"
19 124 Ordowski,Volker Team Gerolsteine 06'02"
20 93 Wong,Kam-Po Telekom Malaysia 06'37"
==
23 85 Power,Ciaran Linda McCartney 08'21"
31 82 McKenzie,David Linda McCartney 11'25"
38 35 Leaper,Tom Panaria Gaerne 15'18"
41 86 Smith,Spencer Linda McCartney 22'50"
52 156 Drew,Jamie Aguardiente Nect 27'50"
81 81 Brooks,Benjamin Linda McCartney 45'03"
94 34 O'Neill,Nathan Panaria Gaerne 49'00"
107 131 Vogels,Henk Mercury 58'58"
ポイント賞 - Raja Pecut (TOP 10)
スポンサー Petronas
順位 ゼッケン 選手名 チーム ポイント
1 133 Fraser,G MCT 97
2 11 Trenti,G CTA 82
3 126 Haselbacher, GST 66
4 3 Koerts,J FAR 42
5 102 Quaranta,I MDN 40
6 96 Van Haesebro TMS 39
7 232 Walters,M CAN 34
8 152 Baliani,F NEC 34
9 32 Cei,L PAN 33
10 122 Teutenberg,S GST 33
2月2日-6日 Etoile de Besseges フランス UCIカテゴリー2.4 |
ステージ 3 と 4:
今日は午前中第3ステージの76kmロードレース、午後は第4ス
テージチームタイムトライアル28kmが行われ、ベルギーの Jo Planckaert (Cofidis)
が新しい総合リーダーとなった。
ロードレースは Nimes と Les Fumades 間で行
われ、エストニアの Jaan Kirsipuu (AG2R) が Planckaert と仏の Jean Patrick
Nazon を下して優勝した。
チームタイムトライアルは、Cofidis チームが23秒
Credit Agricole を押さえて優勝した。
ステージ3 結果 76.1km:
1. Jaan Kirsipuu (EST/AG2R) 1:52:24 at 40,623 kph
2. Jo Planckaert (BEL) s.t.
3. Jean-Patrick Nazon (FRA) s.t.
4. Zbigniew Spruch (POL) s.t.
5. Franck Pencole (FRA) s.t.
6. Koen Beeckman (BEL) s.t.
7. Andy Flickinger (SWI) s.t.
8. Wim Feys (BEL) s.t.
9. Robert Hunter (AFS) s.t.
10. Piotr Zaradny (POL) s.t.
==
58. Frank Vandenbroucke (BEL) s.t.
59. Andrei Tchmil (BEL) s.t.
ステージ 4 結果 チームタイムトライアル:
1. Cofidis, 28.3 km in 32:49
2. Credit Agricole 33:12
3. AG2R 33:25
4. Lotto 33:27
5. Bonjour 33:44
6. Jean Delatour 33:44
7. Alexa Allumino 33:47
8. Lampre-Daikin 34.03
9. Festina 34:05
10. Euskaltel-Euskadi 34:06
ステージ4後の総合成績:
1. Jo Planckaert (BEL/Cofidis) 387,9 km in 9:01:57
2. Chris Peers (BEL) at 18
3. Jaan Kirsipuu (EST) at 26
4. Nico Mattan (BEL) at 37
5. Peter Farazijn (BEL) at 40
6. Frank Vandenbroucke (BEL) s.t.
7. Paul Van Hyfte (BEL) at 47
8. Chris Jenner (NZL) at 1:03
9. Fabien De Waele (BEL) at 1:16
10. Arturas Kasputis (LIT) s.t.
==
11. Andrei Tchmil (BEL) at 1:18
ドーピングスキャンダルに後押しされるプロモーター FIGNON
Jean Perez 提供 |
自転車競技のイメージを汚すドーピングスキャンダルが、逆に前ツールドフラン
ス優勝者 Laurent Fignon がレースプロモータとなるのに後押ししている。
3月5-12日、この1983年と1984年のツールの王者は自転車シーズンの最初の大き
なステージレース、パリ-ニースを担当する。
この挑戦は、眼鏡をかけ大学で勉
強し、自転車仲間から"プロフェッサー"と称号をもらったブロンドの元選手にと
って厳しい試練になるに違いない。
"私は最悪の時期にパリ-ニースを買った。Festina のドーピングスキャンダルは
未だ忘れられていない。" と Fignon はインタビューに答えた。
"そして昨年の
夏私が行った祭りで、街は自転車競技にお金を全く落としていない。2000年の全
ての祭典でも同様だろう。" と彼は語った。
2年前のツール Festina チームの監
督 Bruno Roussel がチームのメディカルコントロールでドーピングを組織ぐる
みで行っていたと自白したため、このチームは放り出され、仏の最大のスポーツ
の祭典はスキャンダルと疑惑で幕を閉じた。
繰り返し行われる警察のホテルへの
強制捜査と選手やマネージャー達に対する質問で、その他の6チームが撤退した。
最初 Fignon は、この"太陽へのレース"を引き継ぐ時に、世界で最も著名なこの
レースとパリ-ルーベ、パリ-ツールス、リエージュ-バストーニュ-リエージュ、
フレーシュワロンヌ、クリテリウムインターナショナル等の数多くのイベントを
手がけるソシエテデュツールドフランスの激しい抵抗に直面した。
しかし、フェ
スティナ事件がツール主催者に新しい投機事業をストップをかけた。
パリ-ニー
スは、ツール2勝、ジロ1勝そしてミラノ-サンレモやフレーシュワロンヌを含む
数多くのクラッシックレースに優勝した Fignon が、勝てなかった数少ない大き
なレースのうちの一つ。
彼は1993年に自転車競技を引退した。
"私は自転車競技界にうんざりした。私は信頼を失ってしまった。" と彼は回顧
した。
しかし Fignon はまだ彼のスポーツのテレビ番組のコンサルタントになる
位に自転車競技のファンでもある。
"あの時、テレビ番組がカバーした多くのレ
ースがどの様に行われているのか見ることができた。" と彼は語った。
"これが
私にどうあってどうすべきかという考えを与えてくれた。私はまた私の知り得る
最高の自転車競技を思いついた。" と彼は加えた。
彼が最初に主催したレースは、
パリ郊外で行われた小さなアマチュアのレースだった。
"1から10まで私が全てを
やった。
自分で柵を作り、片ずけた。道路を掃いて、それがどういった仕事か理
解している。" と彼は語った。
その後彼は小さなプロレース、Polympultipiee
とパリ-ブルージュ。
"しかし私は満足していない。もっと何か大きなレースが必
要だったが、それがパリ-ニースだけだった" と彼は語った。
ドーピング事件以上に、自転車競技を台無しにしているのは主催者のプロ意識が
欠ているのだと、彼は感じている。
"もし環境の変化に対応できなければ、サイ
クリングは死に絶えるだろう。
我々はより良いオーガナイズを行っているスポー
ツに悔い尽くされる。" と彼は語った。
今、Fignon は自転車競技の新世代の先
端を担いたいと望んでいる。
そして2月8日ベールを脱ぐ2000年のパリ-ニースが
試金石となるだろう。
"多くの人達が私に注目している。失敗はできない。" と
彼は語った。
"ただ一つ私が望んでいるものは、太陽の光だけだ。自転車競技に
とって雨は観客を家に押し込め、選手達を落胆させる最大の敵だ。"