:: 19 Aug. 2012 ::
昨年までVuelta a Espanaのコースを選手と関係車両が通り過ぎた後で辿ることは、コース図なしでは不可能でした。
車列の最後に看板を回収する役回りの車がいて、手際よく回収して行っていました。
ところが、今年は看板が放置されたままで、その後始末は観客の手に委ねられたのです。
回収する人員を無くすことで、幾らかのコストダウンが得られたという事でしょうか。
矢印看板は昨年まで長方形で、それを時には複数並べて、ビニールテープで固定していました。
今年は正方形に変わり、インシュロックでスマートに固定されています。
集団が通りすぎてから、カッターナイフかスイスアーミーナイフでインシュロックを切断して、取り外す事が出来ます。
Tour de Franceの看板は、太めの硬い針金で固定されているので、ワイヤーカッターかペンチが必要となりますから、Vuelta a Espanaの看板は簡単に固定できて、簡単に取り外す事が出来る優れたシステムといえます。
Navara地方での看板、矢印の中に書かれている文字「CARRERA」はスペイン語です。
「LASTERKETA」はバスク語でしょう。
バスクの縄張りから出ると、2つとも「CARRERA」になっていました。