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Euro-Memo 2008

a la Ferme

Camping a la Ferme

フランスのキャンプ場には、いろんなタイプがあります。
自分の経験から、民間が経営するキャンプ場が一番高く、10〜14Euro。
公営のCamping Municipal(公営だと思います)が5〜12Euroで、数も多いので標識にCamping Municipalを見つけたら、まずはそこに行ってみます。
数が少なくて設備的に見劣りがするものの、料金が一番安いCamping a la Ferme(農家の経営するキャンプ場)は、5Euro以下の所もあります。

そろそろ良い時間かなという頃にキャンプ場マークの標識に見つけたら、外から見える範囲で区画の仕切り方や1区画の広さ、人口密度などを予測して、気に入らなければ先に進み気に入った所を探します。・・・・・という事が出来るのも、フランスのキャンプ場の数が他の国に比べて格段といって良いほどに多いからです。
イタリア、スペインでは、キャンプ場の数が少なくて、キャンプ場空白地帯も存在しますから、そんな贅沢な事は出来ません。

このCamping a la Ferme(農家のキャンプ場)は、Toulousから200km位北上した所にありました。
N20(国道20号線)を辿っていて、もうそろそろねぐらを探すかと思っていた頃にキャンプ場マークの標識を見つけて、分岐点を曲がる所に設置されているキャンプ場マークの標識を当てにして、標識ごとに狭くなる道を対向車が来ない事を願いながら辿り着きました。
農家の庭そのもので、区画が10以下というフランスで経験した一番小さなキャンプ場です。
午後のきつい日差しの下、涼しい陰を作っている木の下に駐車していた農家の車を日差しの強い場所に移動してくれ、車とテントを置く事が出来ました。
客は他に居なくて、主要道路からかなり離れている事もあって、家畜の鳴き声以外は聞こえない、静かな夜を5.2Euroで過ごすことが出来ました。
小さなキャンプ場ですから、ハイシーズン真っ只中の夕闇迫る頃に訪ねるという事は、満杯というリスクが生じていそうで避けます。

upload:31 Aug. 2008
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