:::: 9 May 2008 ::::
オーストリアのLinz(リンツ)からWien(ウィーン)に向かう1号線の途中に、Melkという町がありました。
オーストリアは年間使用料を予め払っておけば、後は無料で高速道路を利用できるので、幹線道路の1号線といっても車の通行量はさほど多くもなく、田舎道のようなイメージです。
ただ、幹線道路は必ずしも町を迂回しているとは限らないので、町の真ん中を通過しなければならない場合が多く、目的地まで意外と時間が掛かります。
高速道路の通行のために、旅行者用に最短期間が1週間か10日のステッカーが販売されていますが、私はそれを惜しんで1号線を使いました。
町の入り口あたりで、これはという建物が目に入ってきて思わず車のハンドルをPマーク(駐車場)の方向に切りました。
1号線の他の小さな町では見かけなかった立派すぎるほどの建物は、車を止めて町を歩いてみるのに充分な動機となりました。
町の中は、土産物屋やレストランが立ち並ぶいかにも観光地という風情で、観光客もたくさん歩いていました。
この建物が何なのかは分かりませんが、それなりの歴史的建築物なのでしょう。