4月3-7日 Vuelta Ciclista al Pais Vasco スペイン UCIクラス 2.HC |
ステージ 4:
木曜日、最後から二つ目の'クイーンステージ"は、仏の Laurent
Jalabert (ONCE DB) がステージ優勝し、伊の Danilo di Luca (Cantina Tollo)
が波状攻撃に耐えてリーダージャージを守っている。
Jalabert に続いて、伊の
Davide Rebellin, スイスの Beat Zberg そして総合リーダー Danilo di Luca
が同タイムでゴールした。
ヴァイルスに苦しんでいるスペインの Abraham Olano
は、8分以上遅れてゴール。
このステージは、昨日のステージのカーボンコピーとなり、総合下位の選手の激
しい攻撃が繰り広げられた。
この日カテゴリー内の登りは5つあり、32km地点に
ある最初の下りで米の Christian Vandevelde (US Postal) とベネズエラの Unai
Etxebarria (Euskaltel) が逃げを試みた。
集団は反応せずに、この二人は瞬く
間にその差を広げ、ステージ中盤迄にリードを5分差とした。
彼等はこの差を暫
く保っていたが、距離を稼ぐに従って疲れが溜り、予想していたよりも早く集団
に吸収されることになる。
Euskaltel にとっての慰めはただ一つ、Etxebarria
と Vandevelde が捕まるゴール手前25km地点までは、このベネズエラの選手が主
役だった事だ。
この二人の逃げが捕まる一寸前に、スペインの Mikel Zarrabeitia (ONCE) とベ
ルギーの Axel Merckx (Mapei) が運試し。
この2選手の攻撃によって Vitalicio
等のチームが追走せざるを得ず、厳しい登りの Saldias の最初の坂までには集
団が再び一つになった。
この頂上を先頭で越えたのは Jalabert、続いて Rebellin,
Michael Boogerd そして di Luca。
ONCE のハンドワークは Jalabert のステー
ジ優勝によって仕上げられ、彼は今期6勝目を挙げた。
最終の第5ステージは、金曜日に二つのセクションに分けて行われる。
最初は
Santesteban と Azkoitia 間の105kmロードレース。コース中には Usategieta
(Cat 3), Bidania (2) そして Azkarate (2) を2回の登りが設定されている。
午後はカテゴリー2の Madarixa にゴールする8.5kmの山岳個人タイムトライアル。
ステージ 4, Vitoria 〜 Santesteban, 199km:
1. Laurent Jalabert (FRA-ONCE) 5:00:24
2. Davide Rebelin (ITA-Liquigas) s.t.
3. Beat Zberg (SWI-Rabobank) s.t.
4. Danilo Di Luca (ITA-Cantina) s.t.
5. Udo Bolts (GER-Telekom) s.t.
6. Gabriele Colombo (ITA-Cantina) s.t.
7. Dariuz Baranowski (POL-Banesto) s.t.
8. Stefano Garzelli (ITA-Mercatone) s.t.
9. Unai Osa (SPA-Banesto) s.t.
10. Aitor Osa (SPA-Banesto) s.t.
総合成績:
1. Danilo Di Luca (ITA-Cantina) 19:01:11
2. Davide Rebellin (ITA-Liquigas) at 5
3. Massimo Codol (ITA-Lampre) at 5
4. Aitor Osa (SPA-Banesto) at 5
5. Laurent Jalabert (FRA-ONCE) at 10
6. Andreas Kloden (GER-Telekom) at 10
7. Bingen Fernandez (SPA-Euskaltel) at 10
8. Giuseppe Di Grande (ITA-Festina) at 10
9. Michael Boogerd (NED-Rabobank) at 10
10. Mauro Gianetti (SWI-Caldirola) at 15
4月4-7日 Circuit Cycliste de la Sarthe 仏 UCIクラス 2.4 |
ステージ 3:
独のスプリンター Marcel Wust (Festina) が支配者である理由を
誇示するかのように Circuit de La Sarthe の第3ステージのスプリントを制し、
総合リーダーの座を守っている。
この日の主役は仏の Guillaume Augerと豪の Scott
McGrory。
彼等は196kmのうち148kmを逃げ、最大のタイム差を10分に広げた。
第4ステージは、金曜日の朝 Durtal の街路を使った23.3kmの個人タイムトライ
アル。
そして最終の第5ステージは、午後に Durtal と Sabli 間100kmのレース
が行われる。
ステージ 3, Chateauneuf-sur-Sarthe 〜 Saint-Cosmes-en-Varais, 196.9 km:
1. Marcel Wust (Ger/Festina) 5:09:57 平均 38,116 km/h
2. Jeremy Hunt (GBR) s.t.
3. Giovanni Lombardi (Ita) s.t.
4. Volker Ordowski (Ger) s.t.
5. Arvis Piziks (Lat) s.t.
6. Alain Turicchia (Ita) s.t.
7. Bradley McGee (Aus) s.t.
8. Ludovic Turpin (Fra) s.t.
9. Bobby Julich (USA) s.t.
10. Isaac Galvez (Spa) s.t.
総合成績:
1. Marcel Wust (Ger/Festina) 14:05:30
2. Giovanni Lombardi (Ita) at 16
3. Jeremy Hunt (GBR) 18
4. Laurent Brochard (Fra) 18
5. David Millar (GBR) 21
6. Bruno Thibout (Fra) 27
7. Alain Turicchia (Ita) 28
8. Jens Voigt (Ger) 28
9. Arvis Piziks (Lat) 28
10. Ruben Galvan (Spa) 29
Zabel ポニー タンタンを訴えるつもりはないと語る: |
現在ワールドカップランキング首位の独選手 Erik Zabel は、水曜日のガン-ベ
ベルヘムで彼を自転車から振り落としたタンタンに報復を望んでいない。
208kmのレースのゴール迄75km地点、牧場から野放しとなった2頭の馬--Tin-Tin
と Deesse--が先頭集団に駆け込み、この集団の中で自転車を駈っていた Zabel
はこの2頭のポニーにノックアウトされた。
飼い主がいつもは従順だと語る2頭のポニーは、木の柵を飛び越え、3人の選手を
落車させ、Zabel を側溝へと追いやった。
その後彼等は、レース主催者によって排除されるまで約2.5km程この集団と並走
した。
先月ミラノ-サンレモで優勝し、このガン-ベベルヘムでも優勝候補の筆頭として
上げられていた Zabel はこの事故を可笑しく受け止めている。
``ポニーに敬意を表して、抗議を訴える訳にはいかない。
幸にも怪我がなかった
んでね。'' と彼は語った。
このレースで動物が話題になったのは、初めてではない。
昨年はベルギーの Ludo
Dierckxsens が不幸な兎に突っ込んだ。
水曜日のレースはダークホース Farm Frites 所属のベルギー選手 Geert Van Bondt
が5時間で優勝した。
ここ数年 Franco Ballerini と Andrea Tafi がパリ-ルーベを支配している。
以下に彼等の特徴を示す:
Andrea Tafi
生誕 : 1966年5月7日 Fucecchio, 伊
身長 : 187 cm
体重 : 73 kg
プロデビュー : 1989
1999年のパリ-ルーベ優勝
その他の勝利 : 1998 イタリア国内選手権 1998, 1996 ジロデロンバルディア,
1997 ロッケスタークラッシック 1997, 1996 パリ-ブリュッセル
パリ-ルーベの順位: 77位 (1991), 79位 (1992), 14位 (1995), 3位 (1996),
19位 (1997), 2位 (1998), 1位 (1999)
Franco Ballerini
生誕 : 1964年12月11日 Florence, 伊
身長 : 183 cm
体重 : 76 kg
プロデビュー : 1986
1995年及び1998年パリ-ルーベ優勝
その他の優勝 : 1990 アメリクスグランプリ, 1995 ヘットフォルク,
1990 パリ-ブリュッセル
パリ-ルーベの順位: 34位 (1989), 19位 (1990), 5位 (1991), 11位 (1992),
2位 (1993), 3位 (1994), 1位 (1995), 5位 (1996),
24位 (1997), 1位 (1998), 11位 (1999)