Giro d'Italia 1998
pordoi 1991 番外地、いいですねえ。アンダーグラウンドっぽい響きが。
あっ! 番外編でした。

Giro d'Italia にはエリート達の走りを見るのと同じくらい、いや時にはそれ以上の楽しみがあります。

birra(ヴィッラ/麦酒)、vino(ヴィーノ/葡萄酒)をしこたま注入したおっちゃん達と挨拶を交わし。彼らのおかみさん達に、・・・・おっちゃん達のように酔っ払ってないですわ。飲んでないんかなぁ。酒、もしかして強いんかなぁ。・・・・
彼女達にフルーツ、お菓子etc.をご馳走していただく。

想像するだけで、よだれが出ちゃいます。もちろんbirra、vinoにも遠慮なく呼ばれます。
そんな経験がしたければ、ご一緒の女性に愛嬌振りまいてもらうか・・・ご一緒の男性に振りまいてもらうか?・・・もしくはあなたがサングラスを外して、アジア人のあいまいな「笑み」から一歩踏み込んだ「笑み」と顔面形態変化で彼らの目線と絡ませます。
ブツに余裕があれば、或いは東洋人に興味深々ならば、声をかけてくるか、手招きしてくれるでしょう。
そして、ありがたく賞味しながら、彼ら、彼女らのジェスチャーを交えながらの質問や話を一生懸命に聞いてあげて下さい。たとえ言葉が理解できなくても、ジェスチャーを交えながら答えると、彼らは喜んでくれます。

Giro d'Italia 御一行様を待ってると、いろんな人達、車、バイクがやって来ます。
近所の人達、往年の名選手達。かの「ジーノ」ことGino Bartaliも1996年いつもの様に、自ら運転するCicli Bartaliと横書きした車で来ていました。齢80を過ぎた彼は、今年も姿を見せるでしょうか。それとも・・・


2眼レフ-Giro'92 Giro d'Italia 1992
ちょっとこのおじさんには、ビックリしてしまい、尊敬の念で・・・んん・・・
二眼レフレックス2本、フラッシュ2本を一列に並べ、バイクの後ろで頑張っているんですから。
フィルム・・・どうやって巻き上げているんでしょうか。
手巻かなあ。電動ワインダーをどっかに付けてんだろうかなあ。ゼンマイ巻だったり・・・
シャッターはどうやって押してるんでしょう。レリーズを延ばしてるんでしょうか。
ピント合わせも神業、職人芸でしょうねえ。・・・もしかしたら、一眼レフより簡単にピント合わせができたりして・・・どうなんでしょうか。

Indurainの後ろにぴったりですから、Giro d'Italiaで結構ステイタスが高いカメラマンかもしれません。ごり押しの達人かも・・・
カメラ落としたら拾って帰ろ・・・・
・・・私にとってここ数年来、興味の対象となっています。

私として、外せないのは補給場所です。
結構意地汚いですから、彼らが捨てた銀紙を広げて中身を検証し、我が身を使ってそのカロリー度を調べています。
かつて、丸いパンの中にフルサイズのハムを挟んだのにありついたこともありました。
大抵は、甘いジャムなんかを丸パンに挟んでいます。

最近は、炭水化物飲料のパックなんかも落ちています。それが、ノーマークのパックだったら・・・こりゃあもう「宝物」です。

ボトル、サコッシュも当然ながら飛んできます。イタリア人に負けずに、私もたまに拾うことがあります。
今年のコースでそんな、よい土産を探そうと思ったら、スイスでの20atappaが狙い目です。
ボトルが、拾われずにボツボツと転がっているでしょう。・・・数年前はそうでした。・・・
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17atappa 18atappa 19atappa 21atappa 番 外 編

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