予定していなかったスペインへVuelta a Espanaを観に行くのと、数年ぶりのスペイン料理を味わいたくて、フランスからピレネーを越えてスペイン北東部のZaragoza(サラゴサ)へと向かいました。
トンネルが嫌なので、トンネルがないか短いルートを選びCol du Pourtaletで国境を越えました。
国境に検問所は残っていますが、無人で窓ガラスも汚れたままです。・・・・・・まあ、EU域内ではごく普通の風景ですが。
国境のフランス側にはこれといった建物はありませんが、スペイン側は土産物屋やレストラン、スーパーマーケットが数軒あって、ちょっとした町の様に賑わっていました。
ワインやビールの値段はフランスとたいして差はないのですが、食料品はぐっとお買い得感があり、値段につられて魚介類の缶詰を幾つか仕入れました。
しかし、全ての店を回ってもミシュランのスペイン、ポルトガル道路地図帳、Atlas de carreteras(1:350 000)を見付けることが出来ず、A136をZaragozaへと向かって下りました。
A136・・・・高速道路136号線ではありません。アラゴン州(地方)の管理する136号線という意味で紛らわしいです。
ミシュランのフランス道路地図帳の半分ほどの表紙を持つAtlas de carreterasは、その日の内にA136沿いのガソリンスタンドで手に入れる事が出来ました。
スパイラル綴じの地図帳は、薄いページが3つ折にされていて使い勝手が決して良いとは言えないのですが、2008年版だったので実際の道路と地図の道路番号の食い違いが少なく、キャンプ場の三角マークも載っていて、地方別に分かれている1枚ものの地図を揃えるよりも安上がりだったので、3つ折には目をつぶりました。
・・・・1枚ものの方が、その地方の全体像が掴めて良いのですが。