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Euro-Memo 2004

Paris-Roubiax

Paris-Roubiax

:::: 11 Apr. 2004 ::::
パリ・ルーベは、不思議なレースです。
中央に白線を引いたまともな舗装路も使いますが、パリ・ルーベが「北の地獄」と呼ばれトップ選手でも「パリ・ルーベ」には出たくないと敬遠するゆえんのコースがこれでもかという風にちりばめられています。
日本の道にたとえると田圃道というか、車同士がすれ違うのには両方が路肩走行をしなけりゃあならないような狭い道を使います。
しかも、古から続く石畳の道です。
真っ平らな石畳ならまだしも、真ん中が2〜30cmほど盛り上がり、両側の低いところも平坦ではなくて、うねっている様な石畳を集団は駆け抜けます。
すごい振動でチェーンが踊るということは聞いていましたが、実際に自分の目で見ると、やはり驚きます。・・・・間違いなくシクロクロスです。
選手たちは、石畳の両脇の地面がむき出しの僅かな幅のシングルトラックか、盛り上がった中央を走って来ます。
チェーンの脱落を防ぐ意味もあって、クロスレシオのフロントギアを使ってるのも何処かで聞いていたものの、実際に見るとやはり驚きました。

あらかたの集団が過ぎ去った後、ちぎれた後続選手がいるにもかかわらず一般車両が入って来ました。
その中にはノロノロ運転している爺様がいて、行き場を失いかけた選手が何事か叫びながら避けていました。
ステージレースでは、絶対にあり得ないシーンでしょう。(たまにあるらしいけど)

私が見た場所は、石畳区間No.12のWarlaing a Brillon(2400m)でしたが、プロ選手の集団が来る2時間ほど前にパリ・ルーベ・ジュニアの集団が走ってきました。
名称はジュニアとなっていますが、本当の「ジュニア」ではないと思います。
レベルが高い走りだったので、アマチュアのトップカテゴリーだったと思います。

・・・・初回のアップデートということで、ストレートに書いてみました。
変化球が好きなのですが、初めてのパリ・ルーベで新鮮な驚きを得たので。

・・・・携帯電話からの接続がやっと出来ました。

upload:20 Apr. 2004
Aosta
rr
Olive Oile
rwd
Paris-Roubiax
stop
Boijmans
fwd
Amstel Gold Race
ff

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