私の独断と偏見による、 Giro d'Italia のガイドを今年もやっちゃいます。
えっと、1997年のやつは、【たどころ】氏...@This Charming BikeのGiro d'Italia 1997 独断ガイドにあります。
例年のように、Tour de Franceよりハードなコースレイアウトになっています。平地のステージはわずかに9 つ(Tourは12)、 ドロミテ周辺の難しい山岳ステージは3つ、第6ステージの山岳もきつそうですから、「4つの難ステージがエリート達を待っている」といったところでしょうか。
他のステージも1,000m級の峠が、絡まっています。
見所はやはり ....山岳です。
登坂のトータルが23,600m。全22ステージでこの数字を、Giro d'Italia御一行様は登るということです。一日平均1,000mあまりも登るのです。
1997年は24,600m、1996年は25,300mを登っていますから、少しずつ減ってきているようです。しかし平均登坂1,000mというのは凄い。
今年、アルプスのステージが設定されてないのは残念です。
やっぱりGiro d'Italia御一行様には、ドロミテのみならずアルプスのえげつない峠でも雪の降りしきる中、観客の口からでる水蒸気と声援を受けて走ってもらいたいですねえ。
私は、1995年のCima Coppi(その年の最高地点) - Colle dell'Agnello(2,748m)・・・・・・・御一行様が、途中でゴールしちゃって上がってこなかった峠道で、やたらに長い棒で雪崩後を突っついたり、ブルドーザーが慎重に雪をどけているのを遠巻きに眺めていた野次馬の一人でした。
そんな悲惨な状態は、後免こうむりたいものの、雪の中を走っている彼らを見てみたいものです。
1996年のCima Coppi - Passo di Gavia(2,621m)唯一のBar(バール)に、1988年のMaglie Rosa(総合1位)のA.Hampstenが雪の降りしきる中、厳しい顔で走っている写真を飾っていました。
オーガナイザーは、年々ちょっとずつ軟弱方向に向かっているようにみえます。
とはいえ、前半から適度に山岳をちりばめて、かわいそうなスプリンター達をいじめるつもりのようです。
こりゃ楽しめるかな。
総合成績上位をめざす者、山岳スペシャリスト達にとっては、北部山岳地帯が、いつものように主なる舞台となるでしょう。
このガイドは、車で移動することを前提として作りました。
各ステージのコースは、私の推測です。
17atappa Asiago-Selva Gardena |
18atappa Selva Gardena-Alpi di Pampeago |
19atappa Cavalese-Plan di Montecampione |
21atappa Mendrisio-Lugano |
番 外 編 |
- ■ link
- WebRAISportのIl Giro d'Italia 1998...............................音、映像
Bicycle RacesのGiro d'Italia 98...................テキスト、イメージ
The Big 4 Bicycle Races(旧International Pro Cycling)のGIRO D'ITALIA 1998.......テキスト
...................参考:【たどころ】氏のBike Link
【たどころ】氏の海外レース観戦ガイド.......レンタカー 、宿、etc.